36-4:秋田県 にかほ市 白瀬南極探検記念館

所在地:秋田県にかほ市黒川字岩潟15−3

取材時期:2006年7月

ジャンル:展示系

珍スポ度:☆☆(☆五個が最高得点)
コメント:
今話題のにかほです。TDKの話題は次のフェライト子供科学館に譲るとして、ここは明治から昭和初期にかけて極地探検を行った白瀬矗(しらせのぶ)を記念して立てられた施設である。滋賀の「探検の殿堂」と、タイトル的にはカブるので、どんなところであろう?と訪ねてみた。鶴岡からR112、R7にてどんどん北上する。鳥海山を右手に見ながら進み象潟を過ぎたところで看板発見。MGを駐車場に押し込み、いざ取材開始。

入り口でプックリペンギン君のお出迎えを受け、なにやら未来的な基地の中に進む。受付で入館料300円をお姉さんに支払い、早速内部へ。白瀬氏の生い立ち紹介コーナーから始まり、その奥がグッズ展示室。当時の装備や知識がいかに貧弱であったかが良く分かるようになっている。また政府のサポートもいい加減なもので、途中で支援をうち切られたりと白瀬氏、かなり苦労した模様。最後には私費(大借金したらしい)を投じて探検を実行したのだそうだ。その返済のため、全国各地の講演行脚に出かける日々などを過ごし、晩年はかなり不遇な人生を送ったのではないか・・。

それはそれとして、展示は結構楽しめます。南極に向かった「開南丸」実物大レプリカ(乗船可能!)や、実際に使っていた防寒着など、貴重な資料満載。さらに奥の間では、南極の氷にお触りできるコーナーや、昭和40年代に南極で活躍した実物の雪上車などもあり飽きさせない。また資料コーナーでは貴重な映像なども楽しめますし、オーロラドームでは、そのものずばりオーロラ映像が楽しめますよ(もうちょっと画質が良ければなお素晴らしいのですが・・)。

残念ながら「探検の殿堂」のようなブリザード体験企画は存在しなかったが、売店では色々な白瀬グッズも取りそろえられているので要チェックです。ニカは20世紀デザイン切手第2集を購入しました。

写真:
   

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