36-1:山形県 河北町 児童動物園


所在地:山形県西村山郡河北町谷地戊81

取材時期:2006年7月

ジャンル:なまもの系

珍スポ度:☆☆☆(☆五個が最高得点)
コメント:
山形の旅人さんからの情報によりその存在をキャッチした河北町児童動物園。東北でしか放送されない情報番組「土曜のてっぺん」で紹介されたのを教えてくれたのだ。最近は動物園といえば旭山動物園の一人勝ちであるが、この日本一「小さい」動物園とはこれイカに?ということで、前日の宿泊先山形市内の健康ランド・ラッキーからMGを飛ばした。国道13号を北上し天童にて河北町方面に287号を西へ。この動物園は町役場と同じ敷地内に存在するため、役場を目指せば自動的に到着。24時間営業ということで、この日は朝7時前から取材開始だ。

役場の駐車場にMGを停め、突撃じゃ。まずのっけから冒頭写真にあるシュールな案内板!こ・怖すぎる。右手には猿や熊などの檻、左手には巨大な野鳥放し飼いケージ、一番奥には「はくせいかん」、とある。ん?剥製館?そう、この動物園は飼っていた動物が亡くなると剥製にして展示しているのだそうだ。こんな動物園見たことないですね。うーん剥製館楽しみ〜、と思いながら、まずは生きている動物たちを観察させていただく。早朝ということもあって動物たちみんなイナクティブであり、あまり面白くない。そのなかでもワシ君にはメンチ切られてしまった「なんだよ〜、何か用かよ〜」(双子に見つめられるキムタク風)。

  

ウサギコーナーもカラスや野良犬の攻撃から守るためか、しっかりとガードされて触れ合えるスキは一瞬も無い。さて巨大鳥小屋に入ろうかと思い、入り口の扉に手をかけると、なんと鍵が掛かっているではないか。仕方が無いので外から眺めることにした。もしかすると剥製館も・・・、と思い入り口に急行すると心配したとおりこちらもしっかり施錠されている。24時間解放されているわけでは無かったのだ。うーん、ここまで来て入れないとは非常に悔しい。幸いなことに、剥製館の外壁にはガラスがふんだんに使用されており、外からかなりの部分が見えるようになっている。レンズを望遠に付け替え、何とかキツネや亀などの剥製を写真に納めることができた。

 

散歩しているおじさんに尋ねてみると、「日曜だから鍵かけたんだべ」との事。職員が出てくるのを待っていられるほど時間的な余裕がなかったので、これにて取材終了。あまりしっかりメンテされている様では無かったので、どこかの動物園に吸収されてしまうのは時間の問題かも。興味ある方はお早めに!

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