35-5:埼玉県 所沢 ユネスコ村大恐竜探検館

所在地:埼玉県所沢市上山口2227

取材時期:2006年6月

ジャンル:なまもの&展示系

珍スポ度:☆☆☆(☆五個が最高得点)
コメント:
昭和26年、日本がユネスコに加盟したのをきっかけに西武鉄道が肝いりで開村した所沢はユネスコ村。当時はオランダ風車や世界中の民家が立ち並ぶワールド・テーマパークだったようである。1993年に企画変更し、映画ジュラシックパークの影響ももちろんあったのでしょう、恐竜をテーマとした探検館として再出発した。それも2006年9月30日を持って閉館が決まったので、今しか観れない!ということで行って来ました西武球場。

JRと西武線を乗り継ぎ、やっと辿り着いたは「西武球場前」。球場とは逆側に探検館はある。UFO型展望マシンが、グォ〜っと上空に伸びて行くのを見ながら探検館への向かう。前日の試合でライオンズが勝つと入館料が割引になるらしく、ちょうど交流戦も終わり前日は西武が勝ったらしいので受付で聞いてみた。すると恐竜館のみの入場料は西武が勝ってもだめで、念のため持ってきたウェブ割引券が役にたった(1300円→1050円)。

11時のガイドツアー出発に間に合わなかったため、13時のツアーに参加することにした。そのためユリ園(外から眺めるだけ)や狭山不動尊など見てまわり昼飯を食べてから再度チケット売り場へ。そうそう、この狭山不動尊、しぶ〜い寺だと思っていたら昭和50年に開かれた非常に新しい寺なのだ。全国各地から寺門やら本堂などを移築しているためなんだか凄い事になっている。西武グループが集めてきたものなのだろうか?ある意味珍寺でもある。そうそう、すぐ近くにある山口観音。今回は時間が無くて取材できなかったが、こいつは間違いなく珍寺らしいので、そのうち取材してみよう!

   

さて、本題の大恐竜体験館である。ガイドツアー申込者達は受付前に集合させられ、まずは館内シアターで地球誕生のお勉強。その後スクリーンが上方にせり上がり、その先に見えるは探検用ボートである。時間ギリに入館したニカ家はボート最後方。すぐ後ろに解説兄ちゃんが乗り込んできて、いざ探検開始だ。ゆっくりボートが進み出すと、まずは真っ暗な生命宙誕生コーナー。魚類ゾーンとなり、あのシーラカンス君がウヨウヨいますね。さらに続くは爬虫類の世界!ガサガサと動く巨大トカゲやヒレをパタパタさせているエダフォザウルスがステキ!海のゾーンや鳥たちの世界を抜けるとお待ちかねティラノ君やらトリケラトプスなどが割拠するメイン展示だ。ちっさい恐竜に食べられているヤツもいたりして、なかなか飽きさせないぞ。最後は恐竜の死滅で探検終了。ライドを降りた後は解説兄ちゃんがさらに恐竜化石の前で説明してくれるので聞き逃さぬよう!

   

ざっと20分くらいのツアーだが、大人でも十分楽しめるよう考えられているのだ。「もう一回券」が300円で売られているので、時間があれば乗ってみても良いかも・・。こんなステキな探検館が9月いっぱいで閉館とは実に惜しい事です。

「もっと近くへおいで・・・パクッ!」

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