35-3:静岡県 天城 いのしし村

所在地: 静岡県伊豆市湯ヶ島938

取材時期:2006年6月

ジャンル:なまもの系

珍スポ度:☆☆☆(☆五個が最高得点)
コメント:
伊豆半島中部にイノシシ村があるというのは、以前から知っていた。今回は来年の干支であるイノシシ君に敬意を表して訪れてみることにした(というのはウソで、来年の年賀状ネタ写真としてウリ坊を撮りに行ったのだ)。伊豆スカを冷川で降り、くねくね県道55号、およびR410を使い到着。売店奥が問題のイノシシ村入口だ。売店外観などを激写していると、イノシシショーが直ぐに始まるというので、入場券700円(ネット割引で650円)を購入し観客席にダッシュ。村内結構広く、イノシシレース場やヒツジ広場を抜けた一番奥にそれはあったのだ。

イノシシショーはかなり進行しており、最後のクライマックスであるイノシシの丸太乗りという最後の芸が披露されていた。なんとかそれには間に合ったものの、ショーはそれでお終い。次のショーやイノシシレースまで待つ時間はなかったので、あとは村内を取材することにした。メインは何と行ってもイノシシ博物館ボアボア。イノシシをイメージした外観となっており、何となく銀色に光るメカイノシシといった風情。残念ながら内部は撮影禁止でしたので、レポートのみになります。

入口を入るとまずはドーンと巨大イノシシ君の剥製。右回りに順路を進むと、イノシシ進化の歴史および世界分布が分かるコーナーでお勉強だ。そこからイノシシグッズ展示場を抜けると、江戸時代の動物狩りジオラマ。ボタンを押すと「パォ〜」っとナレーションと共に光の演出が・・。いまいち度合いがちょっと笑える。さらにぐるっと回るとイノシシ料理のサンプル品展示で、「かわいいウリ坊と遊んだ後は、モリモリ食べちゃおう!」などという掲示は、さすがに無かったが、結構シュールではある。出口付近にはお土産イノシシ置物などもあり、しっかり商売もしている。中央一段下がったところには何やらステージ風のお立ち台があり、そばに寄ってみると少し獣臭が・・・。たぶん雨の日なんかはココでショウが行われるのかもしれない。そのステージ袖にこぢんまりと、でもしっかり主張しているガラスパネルコーナーあり。そこには博物館・館長でありイノシシ村・村長宇田博司氏の写真と著書が展示されているが、相当のイノシシフェチだったらしい。と、こんなところで館内探索終了。

それではお目当てのウリ坊・・、と行きたいところではあるが、なぜかヒツジ広場にトラップされたニカ。中の羊が逃げ出さないよう入口が二重扉となっているのだが、賢いガングロ羊くん、一番目の扉を難なくクリアしてしまった。おかげで広場内にいたニカは出るに出られなくなってしまい、結局柵を乗り越えるという暴挙に・・。うーむ、恐るべしガングロ君。

その後、無事にウリ坊撮影に成功し、帰り際、妙ちくりんなイノシシ神社にお詣りして取材終了。売店を一回りしましたが、グッとくる珍土産もしくはイノシシ村オリジナルグッズは無く、MGにて伊東に向かったのであった。

写真:
    

リンク等:

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