34-5:福岡県 久留米市 丸星ラーメン

所在地:久留米市高野町3461

取材時期:2006年5月

ジャンル:展示系

珍スポ度:☆☆☆(☆五個が最高得点)
コメント:
久留米といばラーメン。その中でも「珍」店内で有名な丸星ラーメンである。なぜ珍なのかといと、警察犬。店の親父が警察犬フェチ、というより元警察犬ブリーダーであった関係で、店内が交通安全と警察犬がらみの展示で溢れているというラーメン屋。九州入りしてから長崎でチャンポンを食べて以来、豚骨系ラーメンは口にしていなかったので、ちょっと楽しみである。

さて、陽もすでに落ち、暗くなった国道を北上し・・川にかかる・・橋を過ぎたところで店、発見。駐車場がかなり広くとってあるが、ほぼ満車状態である。さすが地元でも人気のラーメン店。珍度ではなく、味で勝負する正統派なんですね。ちょうど夕食時ということで、店内に入るとすでに席がほとんど空いていない。ラーメン300円の食券を入口自販機で購入後、何とか店内の一番奥の一人席を確保。店のしきたりが良く分からないので他の客を観察していると、どうも食券を持って待っていれば良いようだ。

しばらくすると割烹着のおばちゃんが食券回収に来た。「はい、ラーメン一つね」とお盆に券をを載せてゆく。テーブル番号のメモなど全くなしだ。5分位すると、おばちゃんお盆に何杯ものラーメンを載せて、券をとった席にドンドン配る。たいしたモンだ。と、感心してる場合ではない。店内取材だ。警察犬で有名なのもよくわかる。なんたって、「丸星小唄」がでかでかと壁に貼り付けてある上に、警察犬の写真がゾロゾロ。また「俺の警察犬」と書いて「おれのとも」と読ませるところも、また憎い演出だ。これは川守ひろしさんという演歌歌手の歌うれっきとした演歌なのです。リンクの都築師匠のインタビュー記事を読んでもらえば分かるが、店主小川氏は民間人ながら警察犬生みの親的な存在で、超立派なお方。珍スポには欠かせない篤いオヤジなのは、どうも間違いなさそう。

そんなこんなで店内を見回し、写真を撮らせてもらおうか非常に迷ったが、店内大変混み合っていたので、明日の早朝にまた食べに来よう!ということでいったん退散した。で、翌朝朝6時過ぎに店に入ってびっくり。8割方席が埋まっているのだ。こうなったら仕方ない、店のオヤジと思しきオッサンに「あの〜、店の紹介をしたいんで写真撮ってもいいですか?」と訊いてみると、「いいよ」とぶっきらぼうな返事が返ってきた。一応許可取ったもんね、ということで遠慮無く撮影させていただきました。もちろん朝から久留米ラーメンを食しましたが、もう良いお年頃なのか、午前中は少し胃が持たれた気がしたのでした・・。

写真:
  

リンク等:
都築大師匠の「珍日本紳士録24回」丸星ラーメン小川店主インタビュー記事

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