34-3:佐賀県 嬉野武雄観光秘宝館 

所在地:佐賀県藤津郡塩田町大字大草野丙13番地

取材時期:2006年5月

ジャンル:おいろ系

珍スポ度:☆☆☆(☆五個が最高得点)
コメント:
九州屈指の秘宝館を擁する嬉野。地名もなんとなく秘宝館がしっくりくるような気がしませんか?九州入りしたその日の夕方に訪ねて見たのだが、閉館後の着いてしまった関係で、本日再度トライしてみました。しかし、秘宝館のくせに夕方5時で閉館とは、これ如何に・・。普通は温泉街のちょっと外れにあり、夕食を済ませたほろ酔い気分の年長組を対象に営業しているはずだが、こんな場所では・・、と思わせる立地。北海道秘宝館を思わせる黄金観音が目印となる国道34号沿いにそれはある。

駐車場にバイクを停め、いざ取材開始。先日の閉館後の到着時にお話をさせて頂いたおばちゃんに挨拶し、また少し話を聞かせてもらうと、ちょっと前に東大の学生さんが民俗研究のために此処を取材にきたそうだ。うーん、物好きな研究だなぁ〜。と、入館料1500円を支払い内部へ。うっふ〜ん、のマリリンモンロー様マネキンに迎えられて、始まるは、目眩くエロ祭りの世界。長崎くんちをパクったものなどアイデアとしては地方色が現れていて面白いですね、これは流石九州、座布団一枚!。さらに進むと、道祖神コーナー。こちらは比較的まじめにまとめられており、ちょっと学術的な雰囲気がないでもない。

お次は性風俗資料館と銘打って、いろいろな置物等がショーケース展示されている。その先には、なんとトホホな「スーハーマン」登場!ベッドに横たわる女性マネキンの上にシュワッチ・ポーズのエロ・スーパーマン登場だ。この発想、どこから湧いてくるのだろう・・。さらに追い打ちをかけるように「燃えよマラゴン」で、修行の足りない箇所一カ所っていったい?あれっ!と思うと、定山渓にもいたベリーダンサー登場である。さらにムツゴロウと美女、といっても変なジジイは秘宝館には不要である。猫女に茶畑でのホイホイ・シーンやらオサスリ観音像までじっくり楽しんでください。

あれっ!と思うと、どこかで見たようなマネキン。そう、熱海秘宝館でカニがお姉さんの腰布を剥がすアトラクションがあったが、それと全く同じ演出。ポーズまで全く一緒なので、同じ業者が作ったのでしょうね。射的も楽しめるようになっているのもどこかで見たような気が・・。さてお次は嬉野秘宝館のメイン展示場であるエロハーレム。凄いことになっております。一回り8分間のエレクトロニクスショウ、ならぬエログロショウ。恐らく企画した会社が同じなのであろう、北海道秘宝館にかなり似ている。「うわっはは〜」と笑い声を上げるエロ大王。吊されている男女などかなり楽しめる広場となっているのだ。

このハーレムコーナーに7000万円の巨費を投じた五味光洋氏っていったい何者ぞや?解説版によると、水の管理体制は大がかりで完璧なものだそうな・・。どのマネキンさんも皆、頑張ったり、役目を通したり、ウルトラCにはげんだりしているそうですので、暖かい目で見守ってあげましょう。さて、ハーレムコーナーの脇にひっそりと佇むテレホンコーナー。今は懐かしのダイヤル電話機がズラリで、100円硬貨で女の子のセクシーボイスが楽しめる仕組みになっているはずなのが、どのマシンも故障中のようだ。

あとは出口へ直行となるが、非常に楽しめる秘宝館であるのは間違いない。比較的管理もしっかりされているし、九州ならではの展示もしっかり用意されいるところに好感が持てる。最後の売店コーナーにはこれといって嬉野武雄観光秘宝館オリジナルグッズが無かったのが残念でならない。お客さん少ないかもしれないけど、頑張れ!嬉野秘宝館!

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