34-2:長崎県 雲仙 被災家屋保存公園・火山学習館

所在地:株式会社 みずなし本陣 長崎県南高来郡深江町丁6077

取材時期:2006年4月

ジャンル:展示系

珍スポ度:☆☆☆(☆五個が最高得点)
コメント:
あれから15年。きみまろでは無いが、もうそんなに月日は流れたのだろうか。どんどん時間が経過するスパンが短くなって行くのは自分が年寄りになった証拠でもある。あ〜やだやだ(これもまたジジくさい)。で、当時毎日のように報道されていた雲仙普賢岳の噴火。土石流&火砕流のダブルパンチで壊滅的な被害を受けた島原は深江町。そのすさまじさを知るために保存館を訪れてみた。

それは、道の駅「みずなし本舗」の中にある。保存館に入る前に驚くのは、その周りにある民家。埋まっているのである。そう土石流が押し寄せて来る前は現在のGround Levelは一階の屋根付近であることに気付かされる。その先にある保存ドームに入る。入館料は無料なのが嬉しい。内部には二棟の民家、外にあるのと同様に一階部分は土の中。こちらは永久保存される建物である、ということはドーム外の埋没家屋は朽ちるにまかせる、ということなのだろう。

二階が一階状態になった家に驚いた後は、より深く普賢岳の噴火を知るために火山学習館および大火砕流体験館に入ってみよう。500円の入館料で両方楽しめるぞ。まずは左手の学習館からだ。当時の噴火の様子を貴重な映像で学習することができるので、ここに来たら必見(10分くらい)。で、次は体験館だ!土石流体験って?火砕流体験って?うーむ、何やら凄い体験ができそう!と期待に胸膨らませ内部に。すると、そこは映画館のようなスペースが広がる場所。で、結局噴火や火砕流の映像に連動して椅子が震動するだけの、ヒネリの無い体験館なのだ。映像も先ほどの学習館とカブるし・・・。もっとがんばって欲しいな。もっと体験したい方には震災記念館というのも近くの「がまだすドーム」とやらにあるらしいので、行ってみても良いかも。

写真:
   

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