32-10:京都 芸能神社

所在地:京都市右京区嵯峨朝日町23

取材時期:2006年4月

ジャンル:おいのり系

珍スポ度:☆☆☆(☆五個が最高得点)

コメント:
嵐山をフラフラしていた時のことである。渡月橋近辺でペナント棲息調査をしていると車折神社別院を発見!そういえば車折神社にはキッチュな芸能神社が併設されていることを思い出した。案内板を見ると本殿は京福電鉄ですぐの所にあるという。日も暮れかけてはいるが、これは是非チェックしておこうと訪ねてみた。

路面電車の停車場、その名もずばり「車折(くるまざき、と読む)」で降り、直ぐ向かいの鳥居より参道を奥に。鬱蒼とした境内の小径を進むと、至る所に「ちかんに注意」の看板がある。こんな神聖な場所で全くけしからん!などと思っていると直ぐに社務所と本殿が現れ、まずはいつもの通り賽銭チャリーン・柏手パンパンでお詣りを済ませる。ここは至って普通の神社なので、さらに奥へと芸能神社を探す。すると、ありました、すごい数の千社札。小型ですが鳥居一面に色々なものが貼り付けてある。お詣りに来た芸能人の名刺やら写真やら落書きやらがビッシリ張り付いており、凄いことになっている。その先の賽銭箱にも・・。芸能通でないニカが見ても全く知らない人ばかりであるが、中には有名な人もいるんだろうな。

この神社はあの天宇受売命(あめのうずめのみこと:岩戸の前で乱舞された神様ですね)を祀る神社なのだそうです。なるほど、芸能には違いない・・・。さて小振りな社殿の裏に回ると、そこには寄付をした人の名前が朱塗りの板(玉垣というものらしい)に書き込まれている。それが壁一面にびっちり並べられており圧巻だ。これもまた、知らない人ばかりであるが、唯一「米倉涼子」だけは認識できたのだ。これってやはり御利益があるから奉納するんでしょうね。あたしゃ芸能人じゃないから全く分かりませんが・・。

帰還後、ネットで調べてみたら8500円出せば、あの玉垣に名前を書いて掲示してもらえるらしい。ただし2年間の期限付き。でも意外とリーズナブルな価格設定でちょっと驚きました。芸能界デビューを考えている方は試してみたら?

写真:
    

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