31-9:東京都 羽田空港大鳥居と穴守神社

所在地:東京都大田区羽田空港1-1

取材時期:2006年3月

ジャンル:お祈り系

珍スポ度:☆☆(☆五個が最高得点)

コメント:
羽田空港駐車場にあり、新滑走路建設のため移動させられたという羽田大鳥居。進駐軍も撤去できなかったという鳥居だが、98年に現在の場所に移されたのだそうだ。前から知っていたが、そろそろ暖かくなってきたこともあり、XJで首都高を飛ばし、取材に行って来た。

いつもは第二ターミナルまで行くところを、環七出口で降りる。しばらく空港内を走り、大きなロータリーにぶち当たったところが問題の場所である。バイクを道ばたに停め、いざ取材開始。

もっと巨大な鳥居(靖国神社並の)を想像していたのだが、思ったよりはでかくない。しかも周りを柵でぐるっと取り囲まれており、鳥居をくぐることは許されないのだ。うーむ、ちょっとつまらない。しかも周りに何もないので写真を撮ってもあまり、大きさが伝わらないんですね。柵には色々な解説版がかけられており、その中でも目を引いたのが鳥居正面に掲げられた「平和」の額をめぐる記事。羽田ボランティア推進の会と大鳥居保存会ともう一つの団体(白塗りされて消されている)が協同で額をくっつけた模様。それを管理している空港事務所が困っている、という図。空港駐車場にあった時にはくっついていなかったものが、後になって取り付けられ、しかも特定の団体からの寄贈だと誤解を招きかねない、と考えているようだ。どういう団体なんでしょうねボランティア推進の会と保存会とは・・。

  

あまり長時間うろうろしていると、ロータリー向かい側の交番からお巡りさんが出てきそうなので(別に悪いことは何もしていないが)、そろそろ退散しましょう。折角ここまで来たので進駐軍によって強制移動させられた穴守神社にもチト寄り道してみよう。

はっきりとした誘導看板はなかったので、あたりをしばらくウロウロするとトヨタレンタカーの裏に神社発見!意外と立派な神社である。お賽銭を投げ入れパンパンと柏手の後、取材開始。並び立つ鳥居をくぐり少し行くと何やら怪しげな祠あり。内部を観るとウワッ!子供鳥居が山積みされ、その前にかわいい駒狐。招福砂が貰えるらしい。一応100円にて献灯させていただきました。

 

その奥にはさらに参道が続きちょっと登ったところにはお稲荷様が祀られている。戦後直ぐに移築されたわりには立派な大きな神社である。あまり珍ではありませんが、社務所土産屋に売っている御朱印帳は要チェック!堂々とジャンボジェットが刺繍されている御朱印帳はここ穴守神社だけですよ。

写真:

リンク等:

穴守稲荷神社公式ページ

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