31-7:東京都 八王子市 雲龍寺

所在地:東京都八王子市山田町1688-2

取材時期:2006年2月

ジャンル:お祈り系

珍スポ度:☆☆☆(☆五個が最高得点)

コメント:
久しぶりに「珍寺」を訪れてみたくなり、近場の寺は?と珍寺大道場をパラパラめくっていると、ありました八王子は「雲龍寺」。高尾山の近くにあるらしい。高尾山といえば秋の紅葉の季節にペナント調査を目的にXJで突撃してひどい目にあった(渋滞で)ため、今回は電車での取材としたのだ。横浜線で八王子入り、中央線で高尾まで行き、さらに京王に乗り換え「めじろ台」で下車。駅前のバーミヤン(駅前にあるのは珍しいですよね)でお昼ご飯を済ませ、ひたすら住宅街をすすむと・・、遠方に五重塔発見!

迷わず裏門から参詣することができたのだ。門を守る毘沙門天。おなかがちょっと出っ張っていて、あまり強そうじゃないです。その右手奥にはなぜかマッカーサーの銅像。なぜかサングラスは本物・・?その他銅像が二体あるのですが、「あなた誰?」といった感じの人物である。恐らく和尚の趣味で作っちまたんだと思うが・・。

   

さて、さらに境内を進むと本殿があり、その周りにおびただしい数の仏像・仁王像・三蔵法師像、カエル像?なぜか大砲まで・・。うーん、よくわからん?この曹洞宗のお寺では幼稚園も経営しているらしく、境内に滑り台や砂場があったりするのもかなり「珍」な雰囲気を盛り上げるのだ。なんていったてパンダライドの直ぐ横に七福神石像がずらっと並んでいたりするのですから。

  

お次は五重塔へ、と思い上に登る階段に近づく。すると扉が閉まっているではないか。やはり勝手に登っていけないのか、と思い寺務所へ。「あの〜、塔にお参りに来たのですが・・」、すると「あれ〜、鍵かかってないから勝手に登ってね」とおばちゃん。なぁ〜んだ、そうだったのか。それでは遠慮無く取材させていただきます、ということで登ってみるといらっしゃいました謎の木彫おじさんの隊列。うーん、船乗りをイメージしているのだろうが、目つきが非常にイジワルいところが素晴らしい。どうも素人さんが趣味で彫ったものに違いない。ちょっとニコニコ園チックな演出である。この他、木彫仁王像(こちらは強そう!)や、中規模獅子頭・もちろん仏陀さんなんかもいらっしゃるのでしっかりお参りしておこう。拝観料なども取らないので、お賽銭をすこしはずんでしまった。だいたいにおいて寺のくせに拝観料取るんじゃねーよ的な寺が多すぎるぞ。特に有名な寺などはしっかり拝観料とった上に賽銭まで強要するとは。ホント坊主丸儲けの世界じゃないか!などと勝手に憤慨していたのだった。

   

さらに上階へと登ってみたかったが、これ以上は一般参詣者はお断りらしい。仕方がないので塔を降り、正面入り口へ。これもまあ派手ですね〜といった感じです。最後に御朱印をもらって取材終了。寺務所前の妙な獅子置物に見送られながら帰途についたのであった。道を挟んで向かい側の墓地も要チェックですよ〜。

写真:

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