30-7:茨城県 つくば市 筑波山 がま洞窟

所在地:茨城県つくば市筑波1

取材時期:2005年10月

ジャンル:なまもの系ではなく、アトラクション系

珍スポ度:☆☆☆(☆五個が最高得点)

コメント:
なぞの筑波通417君からの情報で、つくば山頂に超脱力系の珍洞窟があると聞いていた。筑波山にはペナント調査で何度も来ているが、「がま洞窟」の場所を「がま公園」のなかにあるものと勘違いしていて、なかなか探し当てられなかった。今回はきちんと調査してからの取材なのでばっちりだ。

シーラカンス君とご対面した茨城自然博物館から筑波山を目指し、ひたすら走る。なんとか日が落ちる前に筑波山麓に到着し、山頂まで一気に駆け上がる。有料道路の終点が目指す土産物売店だ。筑波山神社への参道方面に迷い込まないよう注意しながら進み、有料道路ゲートからつづら折りを楽しんでいると直ぐに山頂駐車場に到着。入って左手に巨大がまが鎮座しているので、ここまで来れば間違いようが無い。よく見ると土産物屋の屋上にも巨大がまが載っかっているではないか?デカ物好きの県民性が良く現れているなぁ、と感心しつつバイクを土産物屋前に停めた。

問題のがま洞窟は土産物店入り口左手にある。よく見ると入洞料500円は売店で払え!と書いてあるので、早速売店のおばちゃんに元気良く「がま洞窟!大人一人!」。チケットを貰いいざ取材開始。基本的なコンセプトはお化け屋敷なので、あまりネタをばらしてしまうと面白くないので報告は程々にしますので悪しからず。まずはドアを開け真っ暗な廊下を進む。足下が妙にグニョグニョして気持ち悪い。所々にセンサーが仕掛けてあり、イベント(何なのかはお楽しみ)が起きるようになっている。叫び声も上がるのだが、何と叫んでいるかは全く不明。

中央広場に辿り着くと、妙なマネキンて造られた地獄パノラマが展開されている。これがまた手作り感バリバリで、かなり良い脱力感を醸し出しているのだ。地獄の横に「イノシシ大明神→」の看板あり。足下がさらに悪くなっている急坂を登ると妙な祠がありイノシシの剥製が置いてあるスペース。うーん、これだけかい、と思い来た道を引き返す。先行しているカプ〜ルはキャアキャア言いながら進んでいるが別段怖い訳ではない。

順路に従い地獄から進むと、まあチープな仕掛けが次々に現れ、それはそれで結構楽しめるのだ。最後はがま大明神様の祠前でパンパンとお参りして、洞窟終了。売店の一番奥に出てくるようになっていて、先ほどのおばちゃんに「どうでした?」と聞かれた。どうでしたも、こうでしたも無く、素晴らしい珍スポで感動しました、と本音は言わず、「はあ、まあ」などとお茶を濁してしまった。その後、すこしおばちゃんと立ち話などして、取材完了いたしました。珍スポとしては悪くないですが、とても採算が取れているとは思えないので、興味のある方はお早めに・・。

写真:

リンク等:
公式ページ

取材記録30に戻る |  にかのページメイン | ニカ家のページへ