30-6:茨城県 岩井市 ミュージアムパーク 茨城自然公園

所在地:茨城県岩井市大字大崎700

取材時期:2005年10月

ジャンル:展示系

珍スポ度:☆☆☆(☆五個が最高得点)

コメント:
ここは至ってまともな博物館です。では、なぜ珍スポ取材なのでしょう?それは、あの東京税関で没収されたシーラカンス君の剥製が展示されているからなのです。またまた平日代休を利用して茨城取材を敢行して参りました。常磐道・谷和原ICから誘導看板に従い走ること20分くらい。近くの一言主神社という知る人ぞ知る神社にお参りして、その後自然博物館へと向かった。意外とわかりにくい場所にあり、事前にきちんと道順を調査することをお勧めします。途中に巨大七福神像などが道ばたに据えられていたりして、なんじゃこりゃぁ、となったりもしたが、まずはシーラカンス君とご対面せねば、と先を急ぐ。

畑の中をひた走り、森なかの一画に異様に立派な建物あり、で、これが県立の自然博物館なのであった。平日ということもあり、空いているのかと思いきや、校外学習のちびっこ達でジャリジャリ状態の中、特別展も含め720円の入館チケットを自販で購入する。受付のお姉さんに半券をもいでもらい、いざ取材開始!写真OKなのは全くうれしい。まずはマンモスのレプリカがお出迎えだ。宇宙コーナーや地球の進化スペースなど、じっくり見学すれば丸一日楽しめる場所であるのは確かであるが、目的はあくまで「シーラカンス」。順路をずんずん進むのだ。

するとマンボウの剥製のすぐ横にいました。没収され、旧税関展示室に飾られていた時のボロボロの状態は想像できないくらい、美しく補修されているではないか。解説板に経緯が書いてなければ「ふ〜ん、単なるシーラカンスの剥製ね」で終わってしまうくらい修復されている(と言っても、修復前は知りませんが・・)。

博物月報さんのページ参照(修復前のカンス君がみれる)

じっくりカンス君を拝ませていただきました。その後は駆け足で館内を見て回る。企画展では「キノコとカビのミラクルパワー」と題して、キノコワールドが展開されており、なかなか興味深い展示ではあった。全体的にうまく造られている博物館ですので、おこちゃま連れでどうぞ!


写真:

リンク等:
公式ページ

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