28-8:岐阜県 飛騨市 菅生稲荷神社

所在地:岐阜県飛騨市古川町上数河

取材時期:2005年9月

ジャンル:おいのり系

珍スポ度:☆☆☆ (☆五個が最高得点)

コメント:
早起きライディングにより眠い目を擦りながら、富山は大沢野から高山に向かってR41を走っていた時のことである。それは突然現れたのだ!巨大鳥居にキリン。な・何だ!とバイクを急停止させ、神社向かいのドライブイン数河(すごう)に入る。全く予定には無かったが、これは取材するしかないでしょう!とカメラを持ち出し、いざ神社へ突撃っと国道を横切る。

まずは巨大鳥居の横をしっかり守る狛犬?じゃないよね、狐ですよ。稲荷神社には狛犬ではなく狐が鳥居を守っているのですね。しっかし、この狐、な〜んかワルっぽい顔してますね。カギ状のボッコくわえてるし・・、目つきもタダ者ではないぞ。鳥居のでかさも半端じゃない。鳥居奥に参道は続くようであるが、左手に神社本殿があるようなので、まずはそちらから取材することにしよう。

 

本殿前には「寿老人」と彫り込まれた石柱が・・・。「寿老人」って一体何?と思いながら近づくと入り口横にジジ・ババの面がある。で中に入って驚きの木像、これが寿老人か・・。こいつはあの七福神一派の一人で「老子」同一人物という説もあるらしい。しかしこの木像も巨大だ。木の切り株状の板に達筆で書き殴ってあるうんちく書きを読むと、ある日アフリカ深山から切り出された大木が名古屋港にあると夢に見て、名古屋港に行き一番大きい木を買い込み、トラクタで飛騨に運んだ上、飛騨の甚五郎コンビとやらに寿老人を彫らせた、とある。つまりこれは一本の大木から彫られた神様なのだ。なんでもぼけ封じに威力を発揮するらしい。でも、この神社を建立したのは一体誰なのか?飛騨の甚五郎コンビとはいったい何者なのか?うーむ、謎に満ちた神社なのであった。

 

その横にちょこんと置かれた他の七福神メンバー達。完全に寿老人に圧倒されてますよ・・。何故か七福神彫刻師「山村 佐藤兵衛」の銅像もあり、これも飛騨通では無いニカには全く知らない人なのであった。ふぅ、と外にでて取材終了と行きたいところだが、まだあのキリン君が待っているではないか。鳥居を挟んで向かい側の芝生コーナーに向かうと、ジャーン居ましたキリン・ゾウ・ん?もう一匹のこれは何?

 

も・もしかしてネズミ?キリンとゾウはこんなにしっかり造り込まれているのに、君は可哀想だな〜、完全に手を抜かれているぞ。ぱっとみると単なるコンクリの塊、ちょっとみるとクマか?などと思われてしまいそう。何年か前にアラカワさんが取材したときには居たライオン君は撤去されてしまったようだ。

写真:

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