28-6:神奈川県 横浜市 マリンタワー内バードピア

所在地:神奈川県  横浜市中区山下町15

取材時期:2005年7月

ジャンル:動物系

珍スポ度:☆☆☆ (☆五個が最高得点)

コメント:

港町横浜のオシャレな若者が集うマリンタワー。そこに素晴らしすぎるバードランドが存在することを君は知っているか?その名もバードピア。マリンタワーの存在を知らない横浜人はいないと思うが、実際に登ったことがある人は少ないのかもしれない。却って観光客の方が積極的に訪れる場所のようである。周りの人に聞いてみても「バードピア」に行ったことがある、と答えた人は一人もいなかった。それでは、横浜の皆様のために、という訳ではないですが、取材へGO!

関内駅より歩くこと15分。山下公園の中華街側にやっと見えてきましたマリンタワー。何を隠そう、ニカもマリンタワー展望室までは登ったことがないのです。せいぜい観光ペナント生息調査のために2F土産物コーナーまで。今回もバードピア入り口は4Fということなので展望エレベータには乗らずじまいであった。

さて、階段を登って行くと途中に、あの「ブリキのおもちゃ博物館」があったりして誘惑されるが、本日の取材目的は「鳥」。さらに上へ。するとジャーン、でました入り口。トロピカル気分を盛り上げる看板の下、おっちゃん一人で受け付け番している。一人670円の入場料を払うと入場券とともに鳥のエサてんこ盛りステンレスカップを渡される。中には果物・野菜のサイコロカット、プチトマト、ドッグフード、小鳥のエサなどがミックスされている。おっちゃん、「階上に行くときに注ぎ足してやるからね」ときた。そう、この階だけではなく、上の階も鳥の楽園となっているのだ。



まずはこの4Fから出発。金網ドアを開けタワー外周へ出る。そこがグルリと網で覆われており、鳥たちが放し飼いになっているのだ。ニカ達が入って行くと一斉に鳥たちが寄ってくる。うーん、ちょっと怖い。まずは最も近場にいたクチバシのでかい鳥にステンカップを差し出すと、あら・何とも上手にサイコロ果物をつまみ上げ、口の中へポイッ!結構楽しいではないか!順路は時計回りに進むようになっている。ちょっと移動すると、次々に違う鳥たちが寄ってくる。写真を撮ろうとカップを地面に置こうものなら、鶏ライクな奴らがたかってくるところを、足で威嚇しながら必死にシャッターを切るニカ。

  

同じカップに違う種類のエサが混在しているため、やはり小鳥たちには非常に不利な状況である。そこで大きな鳥を追い払って小鳥たちが手に乗ったところで写真などを撮らせていただいた。ちょっと暗くなりかけた時間帯なので、マリンタワーにも明かりが灯り、なかなか良い雰囲気、と横浜気分に浸る前に鳥たちの「エサくれ〜」攻撃を受け、ステンカップはあっという間に空になった。この階はこれでお終い。

受付に舞い戻り、ステンカップにエサを再充填した後、いざ階上へ。この入り口には入場券に仕込んである抽選番号の当選発表もあり、要チェックだ。入り口ドアをあけるとそこにはクジャクの仲間であろうか、結構でかい鳥君達集団が。うわっ、と突かれそうになりながら、エサを与えつつ前進する。おだったクジャクが白い鳥を小突き回しており、なかなか凄いことになっているぞ。この階は鳥がみんなデカイので油断ならない。何だか鳥と遊んでいるというより、鳥に遊ばれているようだ。大分日も傾きかけて来たので、本日の取材はこれまでにして出口に向かったのであった。

 

写真:

リンク等:

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