28-3:山梨県 河口湖自動車歴史博物館

所在地:山梨県南都留郡鳴沢村富士桜高原内

取材時期:2005年7月

ジャンル:展示系

珍スポ度:☆☆ (☆五個が最高得点)

コメント:

前から気になっていた河口湖自動車博物館。船津胎内まで来たので閉館まであまり時間が無いがとりあえず訪ねてみることにした。船津胎内からさらに富士山側へ進む。スバルライン料金所直前の交差点を標識通り右折し、ずんずん進む。森の中なのでなかなか入り口が現れないように感じる。やっと左手に駐車場発見。だだっ広い駐車場に、夕方でしかも土砂降りの休日ということで殆ど車が無い。なるべく博物館入り口に近い所にMGを停め車を降りる。近づくとなんと館の上に戦闘機が乗っかっているではないか。館内に入り受付で1000円を払い早速取材開始。

調査によると、ここの館長は原田信雄という方で、元レーサーで現在はあのHRC(ハラダ・レーシング・カンパニー)社の社長(かな?)なのである。フェラーリやマセラティなどのスーパーカーの日本輸入代理店なのだろうか、ニカはそんなモノを買えるほどお金持ちではないので知りません。でもシビエ・ライトの輸入も手がけているらしいので、ただ車の運転が上手いだけでなく、会社の舵取りにも優れた才能をお持ちの方なのだろう。また、飛行機にもご興味をお持ちのようで、あの靖国神社「遊就館」にある零戦も彼がレストアして寄付したのだそうだ。うーん、超お金持ちってこと?あの「ヒコーキ雲」さんのページにも載ってます。

取材・取材だ。まずは右手のクラシックカー展示場からスタートだ。ベンツ1号機やT型フォードなど歴史的な名車が並んでいる。しかし、ニカが気になるのは働くマネキンさん達。うーん、当時の衣装を付けられて日傘などを差して観客達を待ち受けているのだ。なんともご苦労さん。さて、グルッと展示場を廻り中二階に上がるとそこには米軍ジープやベンツのガルウィング300SLなどがピカピカに磨かれて鎮座している。この辺りからですね、車が造形的に美しくなってくるのは・・、などと感心していると、また受付ロビーに戻ってきた。

次の順路は左手のレーシングカー展示場だ。うーん、殆ど説明がいらないですね、フェラーリF40、ホンダS600(どうも原田館長が操ったマシンらしい)、カウンタックなど昔のスパーカー世代には堪らない車種が続々。まあ、痛むから無理だろうけど、乗車可能なモノも準備して頂けると非常に楽しいなぁ。ということでロビーに戻り、取材終了。売店ではミニカーや車関連グッズなどが販売されており、先客のおっさんが売店の姉ちゃんに「このプジョーの緑は無いの?」だとか、「展示されているマセラティのマークが逆だ」とか難癖つけており、嫌味全開モードなのだ。

写真:

リンク等:

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