27-7:群馬県 高崎白衣大観音

所在地:群馬県高崎市石原町観音山

取材時期:2005年6月

ジャンル:おいのり系

珍スポ度:☆☆☆ (☆五個が最高得点)

コメント:
関東の巨大仏・巨大観音系で最後まで取材できていなかったのが、この高崎白衣観音。出張で高崎郊外の某飲料メーカーの工場にお邪魔した時にちらっと見かけて、「うーん、近いうちに絶対取材に来るぞ!」と思っていたのだが、あれから1年以上が経過してしまった。

三日月村のある藪塚温泉から移動。土曜の昼ということもあり、高崎に近づくにつれ激しい渋滞。バイクなのですり抜けを使うも時間はどんどん過ぎる。この日は6月というに日中の気温が35度まで上がったらしい。そう、逃げ道のない都会の渋滞で気温35度というのはもう修行の世界だ・・。朦朧としながらノロノロとバイクを転がすと、やっと見えてきました白衣観音様。君が代橋を渡り観音様に近づこうと思ったら国道18号はどんどんと観音のある山を迂回して遠ざかる方へ。

あれ〜?と思い少し進むと「だるま寺←」の看板。うーん、じゃ、まずダルマ寺にお参りしてから引き返すか、と思い少林山達磨寺に到着。御朱印をゲットしようとしたら住職に「スタンプ帳じゃないんだから、般若心経の一節でも写経して納経しないと朱印はやらんよ!」と説教されてしまった。それではと性根を入れ替え(本当か?)、備え付けのお経練習用紙(薄く文字が書いてある)をもらい、筆ペンでなぞる。願い事と氏名はなぞれないのでフリーハンド。如何に自分の書いた文字が下手っぴなのかが良く分かるようになっている。納経後、坊さんに読経して頂いた後めでたく御朱印ゲット。ちょっと反省しました、「お寺はスタンプラリー駅ではない!」。

さて、達磨寺を後にし、川沿いの県道を南下すると「高崎白衣観音↓」の看板発見。ほへ、みーっけた(キムタク風)。住宅街をしばらく走り案内標識に従い山側へ向かい、つづら折りカーブを楽しんでいると直ぐに観音足下に着いた。道ばたにバイクを停め早速取材開始!

参道にある土産物屋でのペナントチェックも欠かせないポイントなので、なかなか観音様に辿り着かない。一番最後の売店で、ヘビの大嫌いなおばちゃんと話し込んでしまいながらも何とか到着。まずはお賽銭ちゃり〜んと南無南無。この日はどうも外国人参拝客が多いようだ(会話から中華系の方々やタイ方面の家族連れなど・・)。しかし、この白衣観音さんは妙にのけぞっている姿勢が気になりますね〜。なんでこんなにしちゃったのか?

  ←「ぬっ」!と感がでていますね〜。

お参りの後は胎内巡り。料金300円を支払い背後の入り口へ。何十年かに一度、観音大修繕を行うらしく、その資金援助を仰ぐポスターがずらり。その横から始まる階段を登り始めた。まずはヴィヴィッドな閻魔様像にぐらりとさせられる。どんどん登ると七福神の各面々。しかし、樹木きりん似の弁天様はどうかなぁ〜、何とかならのかなぁ〜と思いつつ最上階に。ここからの眺めはそこそこですが、各階に掲示されている油絵こそ決して見逃してならないアイテムです。観音建立の道のりをビジュアル&アーティスティック?に学べて、非常に珍です。

  

さすが歴史のある巨大観音は中身までひと味違うぜ、と大満足して階下へ向かうニカなのでした

写真:

リンク等:
公式ページ

取材記録27に戻る |  にかのページメイン | ニカ家のページへ