27-3:東京都 秋葉原 JR交通博物館

所在地:東京都千代田区神田須田町1丁目25番地

取材時期:2005年6月

ジャンル:展示系

珍スポ度:☆☆ (☆五個が最高得点)

コメント:
関東圏にお住まいの方でしたら子供頃に行ったことがあるでしょう、あの秋葉原にある交通博物館です。この夏に閉館してしまう、と聞いて行って来ました。

今回は電車での取材です。まずはJR秋葉原駅。ここもしばらく来ないうちにすっかり様子が変わっており、とても小綺麗な駅になっております。なんだか秋葉じゃないみたい。しか〜し、一歩街中に出てみればそこは紛れもなくオタクの集うサイバー都市、世界のアキハバラでした。今回はジャンク部品を漁りに来たワケではないので、電気街を後目にお茶の水方面へ向かうと直ぐ橋の向こうに「JR交通博物館」の大文字が見える。子供の頃、親父に連れられて来たようなかすかな記憶があるが、内部の展示がどんなものであったか、全く憶えていない。

新幹線とSLが壁から飛び出している所の直ぐ横が入り口。券売機で入場料310円を払い受付へ。当日は日曜日という事もあり、館内は家族連れでごった返していた。入り口の直ぐ右手には売店があり、特急ヘッドマークミニレプリカ等の鉄道グッズが販売されている。ニカも鉄道路線マップの印刷されたハンカチをゲットした後、いざ取材開始。

まずは売店斜向かいの鉄道模型ジオラマルーム。休日は一時間毎程度に模型列車の運行があるようで、そのときもガラスケースにへばり付く子供たち(主に男子)の熱気でムンムンしていました。別に模型の運行には興味がないので、順路通りに移動。皇族専用車両展示が興味深い。うーん金掛けてよくもまあ、こんな立派なモノ造ったな〜、などと感心しきり。でも、こんな展示は人気がない。そう、黒山の人だかりになっているのは、そう新幹線運転シミュレーションマシーンなのだ。電車でGOの実物大なのだから、そりゃ人気あるでしょう。さらに先に行くと歴代パンタグラフ展示コーナーに、タツキ〜な兄ちゃんひとり。ボタンを押すとパンタグラフが上下する仕組みになっているが、なぜか彼はひとりでブツブツ言いながら何度も上げたり下げたりを繰り返す。

一通り鉄道フロアを廻ってしまったので、次は二階へ。ここは船舶フロアとなっており、主に国鉄が管轄していた連絡船がらみの展示がメインである。よって、船の歴史を学ぼう!と期待して来るとはずされます(だれも期待などしないか)。下の鉄道フロアに比べ1/10位のギャラリーなので、比較的ゆっくりと鑑賞できます。この階には自動車フロアもありますが、その品揃えたるや惨憺たるもの。マツダのオート三輪やスバル360がある程度で、河口湖や那須の自動車博物館の足下にもおよびません。この展示はやめた方が・・・。さてその上階は飛行機のフロア。ここまで登ってくると殆ど人がいない。実は日本航空や全日空・東亜国内航空!の乗務員マネキンがお出迎えしてくれる結構マニアックな場所であることは意外と知られていない。また、歴史的な航空エンジンの展示も大したもの。うーむ、交通博物館、侮り難し!

ということで、取材終了。外に出ると交通博物館前をゴスロリファッションの姉ちゃんたちが集団で歩き去って行くところだった。アキハバラも変わった・・。

写真:
   

リンク等:
公式ページ

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