27-2:千葉県 鋸南町 夢のカレー

所在地: 千葉県安房郡鋸南町元名1030

取材時期:2005年5月

ジャンル:食べ物系

珍スポ度:☆☆ (☆五個が最高得点)

コメント:
国道127号を走っていると絶対に目に入ってくる赤い看板「日本一うまい、夢のカレー」。観る度に気になっていて、いつかは入ってやるぞ!と、その時は思うのだが、すぐに忘れて船形漁港の市場食堂などで食事を済ませてしまい、通りかかった時にはすでにお腹一杯の状態、なんてことが多かった。でも、今度は違う!絶対に夢のカレーを喰ってやる、と気合いを入れてアクアラインを渡って来たのだ。

お昼ちょっと前に店に到着。MGを駐車場に突っ込み、入り口付近へ向かう。ぼろい建物だし、ショーケースも無いし、大丈夫かしら?とちょっと不安になりながらドアを開ける。数組の客が食事をしているが、我々が入ったからといって「いらっしゃい」の言葉もなければ席に案内されるでもない。仕方ないので勝手にテーブル席に着くと、おばちゃんが現れ、水を持ってきてくれた。メニューはカレーのみでビーフやらチキンなど大抵は800円前後。その中でビーフスペシャルなるものがダントツで高く、1540円となっている。しかも一日8皿限定、となればやはりビーフスペシャルっきゃないでしょう。ということでニカはスペシャル、ウシはチキンを注文。待つこと十数分。その間、テーブル上に無造作に放り出されている地元情報誌などをパラパラめくっていると、やはりありました、取材記事が・・。結構マスコミにも取り上げられているらしいですね。

まずはチキンから登場。ルーとライスが別に給仕されてくるタイプで、なかなか旨そう。早速ウシが食べている横から突っついてみた。うん、決して不味くはないが、驚くべき旨さ!というワケではない。ただし、オニオンスライスがタッパに盛られて付いてくるので、これをカレーと一緒に喰らうのは結構いける!新しい発見であった。

しばらくするとジャーンっとスペシャル登場。ポーションはチキンとさほど変わるところは無い。ルーをライスにドボドボと掛け、スプーンでざっくりと頂く。こ、これは・・・、もの凄いこってり感。こんなに濃ゆ〜いカレーは今まで食べたことが無かった。店の親父(というか既におじいちゃん)の話によると、このこってり感を出すために通常の倍の食材を使ってスープを取るのだそうだ。これを銀座で食べたら3000円でも食べられんよ、との事。完全に和カレーなのでチキンと一緒で驚くべき味ではないのですが、こってりが好きな人は是非ご賞味あれ。

最後にコーヒーがサービスされますが、冷コー用シロップが入ってると思しき容器はちょっとどうかな?使うのには勇気がいるな、と感じたニカでした。

そうそう、わざわざカレーを食べに出かけた店では富士吉田の「糸力」。もう何年も前になるが、あそこはサラサラ・スープカレー元祖といったところ。夢のカレーとは対極にある味と言えよう。ちょっと思い出したので・・。

写真:
  

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