26-2:大阪府 東大阪市 石切神社

所在地:大阪府東大阪市東石切町11-1

取材時期:2005年5月

ジャンル:お祈り系

珍スポ度:☆☆☆ (☆五個が最高得点)

コメント:
大阪・電車での珍スポ取材第3弾は、デンボの神様を祀るあの「石切神社」だぁ。デンボといってもあのおじゃる丸に出てくる喋くる虫ではない。腫れ物のことをデンボと言うのだそうだ(関西はよくわからん?)。天王寺から近鉄に乗り東へ移動。しばし電車に揺られ、鉄道での移動は楽ちんだな〜、缶ビールでも買っちゃおうかな、などと考えていたら石切駅に到着。いざ取材開始。

駅を出るとそこは至って普通の住宅街。駅前の駐輪場にちんまりした商店が数軒。本当にこんなところに目眩くお祈りワールドが存在するのか、と不安がよぎるが、大丈夫。「石切神社→」の看板発見。先ほど平野はサンアレイ商店街激安ショップで購入した透明ビニール傘を差し導かれるまま進む。T字路を右に入ると長〜い参道商店街の始まりだ。

なんと言っても参道での見物は怪しげな漢方薬局の看板や展示物である、と情報を得ていたのでキョロキョロしながら坂を下る。確かに漢方薬局があるにはあるが、ツボの場所を明示してある等身大木製人形や、キャッチーなフレーズがオンパレードの看板などは見あたらないではないか!かの珍スポ開拓者・都築氏が訪れてから月日は流れ、石切神社参道も変化していたのだ・・。うーむ、難波八坂神社といい、石切神社といい、残念至極。そのかわり、といっては何ですが、ちょっと面白い物発見!毎年7月2日に行われる「石切さん献牛祭」で引かれる牛車が展示されていました。なかなかユーモラスな表情のウシさんたちがガラス越しですが楽しめます。五穀豊穣の祈願祭で出動するらしいのですが、ちょっとトン祭入ってるかも・・。

さらに参道をどんどん下ると、なにやら占いの店が増えてくるではないか。ニカは全く占いに興味がないので「テレビで活躍中の・・の店」と言われてもわからんぞ。しかし参道両側の3軒に一軒は占い小屋ではないかと思われるほどの数。この手の観光地に必須のいわゆる「観光みやげ屋」といった風情の店がほとんど無いのだ。従ってお目当ての観光ペナントも全く発見できなかったばかりか、キキコミをしても「そんな三角のハタ、観たことあらへん。ほんま、昔はやったんか?」などと言われる始末。昔からここは若いチャラチャラした連中を寄せ付けない魔力があったんだと、逆に感心しきり・・。

やっと神社に到着するも、境内は至って普通の神社、と言いたいところだが何か違う。そう、神社入口にある石柱と本殿前の石柱の間をグルグル回る人の波。これってもしかしてお百度参り?お参り用グッズもあったので間違いない。デンボってもしかして腫瘍のこと?そうか、ガンが治るように願掛けか、奥が深い。ここでも御朱印をゲットし、参道を元来た方へと登って行くのだった。

なんだが凄い迫力のページ発見

これで終わりかと思いきや、なんともB級テイスト溢れる珍物件を見つけてしまった。その名も石切夢観音。石切って神社じゃなかったの?と思いつつレポートは別ページにて。

写真:
   

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