24-4:愛知県 三河臨海緑地 日本列島

所在地:愛知県宝飯郡御津町三河臨海緑地第4ブロック

取材時期:2004年12月

ジャンル:トホホ系

珍スポ度:☆☆(☆五個が最高得点)

コメント:
蒲郡の近くに「日本列島」という公園があるという噂を聞きつけ、大聖寺の帰りにちょっと寄って見ることにした。国道23号を浜松市方面へ走行し臨海公園を海側へ。ここには「日本列島→」という青看板が出ている、ということは公共の施設ということなんですね。案内に従い進むと、周りの景色がどんどん寂しくなり何もない草原地帯をひたすら行く。10分くらい走ったであろうか、やっと駐車場に到着。150台駐車可能の場所に、我々のMGFも含め車は数台。ペーパードライバーらしきお姉さんが軽自動車で運転の練習をしている。うーむ、そういう場所なんです、ここは。

早速車を降り、取材開始。まずは橋を渡り「日本列島」へ向かう。寒風吹きすさぶ中、公園入り口に辿り着く。園内マップをみるも、なぜここが日本列島なのか全く理解できないが、正面には良く動物園でサルがヒョイヒョイとぶら下がりながら渡って行く橋のようなものが・・。うーん、何なんだろうと考えていると横に大きなフグの看板。もしかしたら、これ関門海峡のつもり?わかんね〜よ、これじゃ。関門海峡をくぐり、本州へ。道端に突然石碑が出てきたかと思うと、そこには「桃太郎 ももたろさん ももたろさん おこしに・・」と歌が刻んである。これにより、ここが岡山県であることを主張しているようだ。九州らしき方面に行ってみると丘の上に「阿蘇山」と書いてある杭が打ち込まれていたりするのだ。

さて遠くに一段と盛り上がった場所が見える、そう富士山をイメージしているのだろう。近くに寄ると四角柱や円柱が不気味に生えている。都庁のビルかこれは?その先には「赤い靴」の歌が彫られた石碑で神奈川なんだそうだ。で、その富士山にも上れるように階段が付いているので、えっちらと登ってみると、頂上には石で作った円形の台座。何なんだろう?その上から眺めてみても、この公園が日本列島の形には到底見えない。いったいどうなってんだ「日本列島」およびこの公園を企画した港湾局。お金の使い道、他に無いのか?これも税金で作られていると思うと非常にトホホな気分に浸れる場所ですよ、特にこの富士山頂では・・。

写真:

リンク等:
・三河港務所のページ

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