23-5:鹿児島県 長崎鼻パーキングガーデン

所在地:鹿児島県揖宿郡山川町長崎鼻

取材時期:2004年12月

ジャンル:動物系

珍スポ度:☆☆☆(☆五個が最高得点)

コメント:
ニカのページ始まって以来の九州珍スポ取材を敢行してまいりました。しかも日帰り取材で。年末も押し迫り、仕事も非常に忙しくなってきたおり、丁度ANAのマイレージ期限切れが迫っていた。ギフト券等に替えようかとも思ったが、やはりマイレージは特典航空券が一番お得、ということで、なるべく遠い取材場所、鹿児島を選択しました。

朝5時起きで、首都高をバイクで飛ばす。今月オープンの羽田第二ターミナル前のP3駐車場にバイクを突っ込み、搭乗手続き。7:10定刻にANA619便離陸。向かい風で2時間後に鹿児島空港到着し、前日に予約をいれておいたバジェットレンタカーにTEL。お出迎えを受け、車を受け取る。今日はビッツ1000cc(オートマ・カーナビ付き)だ!早速薩摩半島南端、長崎鼻パーキングガーデンへ向けて出発。まずは九州自動車道で鹿児島市街を抜け、指宿スカイラインへ入る。日曜の朝、ということで殆ど車がいない。いちおうスカイラインなので、比較的アップダウンがある。1000ccビッツは、2ndモード・スロットル全開運転で、11時過ぎに指宿駅前に到着。駅前・温泉街でペナント物色したあと、長崎鼻へ。近づくにつれ開聞岳の偉容が・・。12時過ぎにパーキングガーデン着で早速取材開始。

まずは受付にて入園料1200円(高い!)を払い、入場門へ。なぜか駐車場にはショウジョウバエのような羽虫がやたらと飛んでいる、12月も終わりだというのに・・。園内にゆる〜い雰囲気でハワイアンなBGMが流れる中、少し寒くどんよりと曇った日曜の昼に九州取材第一弾が始まったのだ。

ジャングル風の小径を順路に沿って進むと、まずはメガネザルのいる島。向こう岸に「エサを投げろ〜」とサルたちが寄ってくる。写真だけ撮ってエサをやらないニカではあった・・。その反対側ではミニ豚ショーが行われるというステージ(手造り風)。右手には、こちらは本格的なステージがあり観客席も立派。でも今日のメインイベントは、このステージではなく「フラミンゴレビュー」なのだそうだ・・。ほとんど見るべき物が何もないまま、順路を進む。すると「レオの部屋」との表示。行ってみるとコンクリート製長屋に檻が数個。中には絶滅危惧種の、これまたサルたちが飼われている。その一匹がレオ君だったのだ。ちょうど、ガーデンのお姉さんがミカンをあげていたので写真を撮らせていただきました。

どんどん進み、海岸に出るとそこは牧場の世界、ヤギ君やらロバ君達がのんびりしております。さて、その隣が問題の「フラミンゴレビュー」会場。あと5分くらいで始まるので席に着いて待つ。観客は自分の他、家族連れおよび中年?の男性一人の3組しか居ない。係りのお姉さんが生け垣の向こう側、ちょうどフラミンゴがレビューを見せる場所のゴミ掃除などしていると、サイドにある年季の入ったスピーカーからワルツが流れ始め、「おおっ、いよいよ始まりか!」と盛り上がってきたが、いっこうにフラミンゴ、現れる様子なし?5分くらい待たされたであろうか、右手よりピンクの集団がゾロゾロ登場し、レビュー開始!いよっ、待ってました。30羽くらいであろうか、フラミンゴの集団が先ほどのお姉さんに追われてやってくる。もう一人お姉さん現れて、集団を観客の前に集合させる。ふーん上手く扱うモンだ、と感心していると、お姉さん達、何やら手信号により集団を操っているではないか。3組に分けてそれぞれ別方向に誘導したり、音楽にあわせて向きを変えさせたりと手慣れている。ほう、と見とれていると真ん中の池を渡ってレビュー終了。まあまあでしたな。

まだ、ガーデンは奥へと続くが、その先にはダチョウがいるくらいで、特に興味をそそられる動物は居なかったのだ・・。で、サボテンの丘を抜け、出口へ。兎に角観光客が居なく、閑散としていた印象ばかりが残りました。ちなみに福岡出身のキムヒデさんに言わせると、ここは小学校の修学旅行で来るような場所なのだそうだ・・。夏休みとかは賑わうのでしょうかね・・。

写真:

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