23-4：神奈川県　藤沢市　江ノ島　エスカー　

所在地：神奈川県藤沢市江の島

取材時期：２００４年９月

ジャンル：乗り物系

珍スポ度：☆☆　（☆五個が最高得点）

コメント：
江ノ島取材記録

最近「地球のはぐれ方」という珍スポ本を読んだ。名古屋を筆頭に清里や熱海を暖かい眼差しで観察している素晴らしい本である。その中でも関東の秘境として江ノ島を紹介していた。ニカも江ノ島には何度かペナント調査に行っており、ある意味珍な場所だな、などと思ってはいたが、取材記をアップするほどの事はないかと、と侮っていた。ところが、やはり自分なりに紹介してみようと思い立ち、取材時に撮った写真などをひっくりかえてしてレポートしてみることにする。

さて、まずはアプローチから。前回の取材はペナントゲッツだったので江ノ電から徒歩、という全くまっとうな江ノ島突撃法であったが、今回は車。しかも夏の日曜日ということで、駐車場待ちは必至の覚悟で、ウシ連れで出かけたのだ。当日はイチローが世界記録をつくるであろうという、まさにその当日。ニカ家もラジオでイチローを応援していたら、江ノ島到着直前に記録達成！おめでとう！と盛り上がっていたら江ノ島大橋に到着。覚悟を決めて駐車場へ行く。すると意外にも駐車場待ちは10台弱。これなら！と最後尾に付け待つ事15分程度で入庫できました。

さて、車を降り、いざ参道へ。ここには風情のある土産物（いやげもの）屋が軒を並べており、昨年のペナント調査でもかなりの数を捕獲した場所である。土産物物色は最後に回して、問題のエスカー乗り場へ。連れのウシに「ねぇ、エスカー乗る？上まで歩いて登るの大変だしさ」と提案すると、直ぐに返事ありで乗車券を購入。まずは第一のエスカーを堪能しよう。うーむ、単なるエスカレーターなんですよね、エスカーって。で、どんどん乗り継ぎ、終点に辿り着くと、ウシの一言「エスカー乗り場ってまだ？」、ニカ呆然として「今乗ってたのがエスカーだよ」。ロープウェイの様なものを想像していたらしい、ちゃん・ちゃん。

さてここからは徒歩で行く。裸弁天様は前回拝ませていただきましたので今回はパス。琵琶を持った弁天様で、音楽の神様であるため、駆け出しのミュージシャンの卵達がデモテープならぬデモＣＤを並べて願掛けを行っていましたな。有料ですが、一度は観る価値あり（１５０円也）。さらに進むと江ノ島タワー、こちらも前回制覇済みなので今回はパス。リニューアルされてしまって風情が無くなったという噂も・・。写真を撮りながらどんどん進むと、あれ？ウシがいない。遙か後の山ふたつのあたりで、なんとオジさんにナンパされていたのだった・・。その後、岩戸洞窟へ。ここは初めてなのでどんな珍があるか楽しみにしながら奥へ行く。入り口付近の変なオブジェが気分を盛り上げるも、結構まとも系で残念。でも、最後にしょぼーい龍が金網の向こう側にいらっしゃったので、良しとしよう。

岩戸の他、恋人の丘などもあり、気が抜けない。絵馬を買って書き込むのも良し、南京錠も売っているので、それを購入して丘に向かうのも良し。もう、勝手にしてください、って感じです。何十匹の猫をかき分け、参道入り口まで戻り、土産物物色。結構掘り出し物を発見出来たりで楽しかったです。

写真：

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