22-4:福島県 飯野町 UFOふれあい館

所在地:福島県伊達郡飯野町大字青木字小手神森1

取材時期:2004年10月

ジャンル:展示系

珍スポ度: ☆☆☆(☆五個が最高得点)

コメント:
UFOとふれあえる公共の施設がある、と聞いて取材してきました福島は飯野町、その名も「UFOふれあい館」。二本松より国道4号にて千貫森を目指す。国道114に入ると直ぐに看板発見で、山の上に向かう。途中に宇宙人が顔を出している案内板などもあり、なにやら楽しい雰囲気である。山の中腹に建てられたふれあい館に到着。ふれあい館からさらに「UFO道」を登って行くとUFOコンタクトデッキなどもあるようだが、今回は時間がないので展示館のみの取材とした。

さて、バイクを入り口に停め、館内に向かうと、例のUFO道から下ってくる、おじさんおばさんの集団が・・。「UFO観れなくて残念だったね!」などと話している。そうか、今日は現れないのか、などと思いつつ、350円を払い取材開始。ここは公共のお金も入っているようで、一階はUFO関連資料展示、二階はお風呂などもある休憩施設のようになっている。なんでも、館長の木下さんはとてもフランクなかたで、是非お話をお聞きしたかったのですが、今回接近遭遇ならず、残念!でも展示はしっかり鑑賞させていただきました。なんと言っても、展示の手作り感が良いです。説明パネルなんかも手書きだし、流されているビデオもノイズ出まくりで、どれがUFOか分からないですね。UFO模型は結構しっかり造り込んであり、あのアダムスキー型なんかの展示もありました。展示室半ばでは、この展示館に資料を提供した故 荒井欣一氏の紹介があり、じっくりと読ませていただきました。彼は日本のUFO研究者達の間で知らぬ物は居ないほどの重鎮で、古くから研究啓蒙活動を行ったいたのだそうだ。さらに帰宅後ネット調査しているうち、面白い記事を発見した。日本UFO研究の暗部をわかりやすく解説したテスラ研究所さんのページ。とても面白いので一読をお勧めいたします。

さらに展示を見て行くと、「全国UFO目撃地図」や「CIA機密文書」(なんでこんな所にあるのじゃ?)まで展示されているではないか。うーむ凄すぎ。でもトホホ展示ばかりではなく、ちゃんとハイテク機器も準備されているのだ。3D映像で、このふれあい館が建っている千貫森になぜUFOが多く飛来するのかが勉強出来る仕組みになっている。入り口で3D眼鏡を受け取り、客席へ。観客はニカ・家族連れ、あとはどう見てもUFOオタクの男性一名の計3組。上映が始まると、おぉ、飛び出す飛び出す。こちらも十分楽しめますので、是非お試しを・・。7分ほどで映画終了。あとは二階に行ってみたが、風呂があるだけで、特に面白い展示はなかった。また、道を挟んで向かいの売店では、いろいろなUFOグッズや日本酒なども販売されている。過疎化が進行する田舎の村おこし事業として始まったのだそうだが、なかなかどうして、立派な施設。珍スポとしても良い出来だと思いますよ。

写真:
   

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公式ページ

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