22-3:福島県 会津村 会津慈母大観音

所在地:福島県河沼郡河東町大字浅山字堂ヶ入丙1602

取材時期:2004年10月

ジャンル:お祈り系

珍スポ度: ☆☆(☆五個が最高得点)

コメント:
今回の東北取材では那須みろく大観音に引き続き二体目の巨大観音です。磐越道を走っていると見えるよ、と筑波のオネーに教えられ、今回は絶対に取材しようと思っていた会津慈母大観音。これは国道49号沿いにある会津村の中にあるのでした。こちも巨大系観音ですので、国道を走っていると突如「ぬっ!」と現れ、思わず心の中でニヤッとしてしまうのは既に立派な巨大仏ファンの証拠ですね。迷わず会津村入り口まで導かれます。入村料900円を払い、いざ取材開始。

ゲートを潜ると、案内のおじさんが地図を前に一通り説明をしてくれる。写真を撮るならここからがいいね、とか、今でもリンゴの花が観られるよ、とか親切に教えてくれる。でもね、おじさん、ニカが観たいのは大観音だけだよ〜。と、会津村を甘く見ていたら地図の片隅に涅槃像の絵が・・。なにっ!会津村にも巨大涅槃像があったのか、と思い、まずはそちらから取材開始。これはスリランカにある石像のレプリカらしく、筑波万博で展示されたものをここに安置しているのだそうだ。その名も、ポロンナルワ・ガルヴィハラの巨大釈迦横臥像である。そういえば、恵山モンテローザの黄金涅槃像はどうなったのだろうか。

さて、園内もさらに奥へ行くと民具の資料館や、休憩所などがあり、そこそこ楽しめる施設ではあるが、ちょっと興味を惹かれるカラクリ屋敷が現れた。入場料100円でなかなか楽しめました。お暇ならお勧めです。さてお次が本題の大観音。胎内巡りにはさらに300円の拝観料が必要です。まずは入り口で、慈母大観音のミニチュア版が安置されており、ここから参拝開始です。この大観音は高さ57m(建立者が57歳の時に思いついたから?)ですので、それほど大きくは無いのですが、なんと言っても顔がデカイ!通常この手の大観音や巨大仏は下から見上げる関係で、顔を大きく造ることになっているのですが、それにしても会津はデカイ。しかも良く見るとちょっと意地悪そう。それはさておき、内部探索です。エレベータなしなので自力で登って行くタイプ。螺旋階段の中心に寄付してくれた人の名前入り仏像が並べられているのも良く見られる展示です。結局、それら仏像がずらっとあるだけで、内部にはあまり驚きはありませんでした。

写真:
   

リンク等:
会津村公式ページ

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