21-7:千葉県 佐原市 三井コレクション

所在地:千葉県佐原市丁子731-1

取材時期:2004年9月

ジャンル:展示系

珍スポ度:☆(☆五個が最高得点)

コメント:
9月の連休は仕事の関係上、夕方出社となったため小ネタ取材&ペナントゲッツの旅とした。そこで、フヨヨさんより大分前に情報を頂いた鹿島神宮へと向かった。例によって土曜の午前中は首都高(太井料金所)が大渋滞。すり抜け多用し東関道に入ると快適でお昼に鹿島到着。首尾良くペナントをゲッツした後、51号を成田方面に。そういえば、潮来の欠陥住宅展示場はこの辺りだったよな、と思い、一眼を持ってきたので写真でも撮り直そうと荒野鉄工を目指す。しかーし、その鉄工所の横にあったはずの展示住宅はすでに跡形もなく取り壊されていたのだった。昨年取材しておいて良かった・・。

ここまで来たのだから香取神宮もセットでペナント調査をと水郷大橋を渡り佐原市街方面へ。おそらく左に折れるのが早すぎたのだろう、山の裏側から神宮へアプローチすることになり標識が殆どない。なんとか辿り着くことができたが、途中に何やら怪しげな手書きの看板「三井コレクション→」あり。うーむ、何となく珍のかほり・・。香取神宮棲息調査の帰りに寄ってみよう。調査後(一応一枚ゲッツ)、あちこちに立てられている看板に近寄ってみると「オールドノリタケ・ミュージアム」と書いてあるではないか!なーんだ、至ってまとも系のミュージアムでしたか。折角だから寄ってみよう、と非常に細い田んぼのあぜ道様のところを行く。しばらく行くと立派な民家が見えてくるのだが、どこにも「三井コレクション」との表示がない。結局その民家が目的の場所だったのだが、一度通り過ぎて再度ぐるっとまわって何とか到着。

早速取材開始。正面入口から左の部屋がメインの展示室、右が喫茶や食事のできるおしゃれな空間になっている。入ってゆくと館長の奥様であろうお姉さまが受け付けに。200円を支払い「陶器はあまり詳しくないんです」というと、じゃぁ少し解説してあげよう、ということでノリタケの始まりから、絵柄の特徴・三井コレクションの特徴にいたるまでしっかりレクチャーして頂きました。いまでこそノリタケの陶器は超有名ですが、三井家がコレクションを始めた十数年前はまだまだ知る人ぞ知る物だったのだそうだ。欧米に買い付けに行き、良い物が手に入ったときはそれは嬉しいでしょう、わかります、その気持ち。ニカも土産物屋でペナントが見つかった時は非常に嬉しいですから、ハイ。

一通り見せていただいたあと、レストランの方で珈琲をお願いした。自家製のケーキをおまけしてもらってラッキー、と思っていると、お知り合いのお姉さまがたが集まって何やらお話をしている。通常、この手の個人展示は写真撮影が禁止されている場合が殆どなので、ダメもとで「あの〜、写真は撮っても良いですか?もちろん個々の作品ではなくて展示室の雰囲気がわかればOKなのですが・・」と、ニカ。すると「写真、どんどん撮ってね」ときたもんだ。それでは、と遠慮無く撮らせていただいたのだ。すると、館内の写真を雑誌に送らなければいけないので、ということでなぜかニカの撮った写真を雑誌に使ってもらえる事になったのだった。なんか、ちょっと楽しみ。ちなみに雑誌は「美生活」という花の雑誌なのだそうだ。

今回は、全然珍スポではありませんが、ちょっとマニアックなオールドノリタケを展示している三井コレクションさんを紹介させていただきました。

写真:
  ←欠陥住宅撤去跡

リンク等:
公式ページ

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