21-1:北海道 江差追分会館

所在地:江差町字中歌町193-3

取材時期:2004年8月

ジャンル:展示系

珍スポ度:☆☆☆ (☆五個が最高得点)

コメント:
民謡にほとんど何の興味も無かったので、前回江差に来たときも寄らずに素通りしてしまった江差追分会館。今回は何故か取材してみようという気になり、入ってみました。入り口には追分けの実演が1時間後くらいにあると書いてあるが、のんびり鑑賞している時間が無かったので、資料展示室のみを見て回った。

二階に上がり取材スタート。まずはボタンを押すと全国の追分け民謡が楽しめる屏風ボードから出発。続くは江差出身の天才民謡歌手「浜田喜一さん」コーナー。それはそれは素晴らしい歌い手さんだったようで、ポスターだのレコードだのが沢山飾ってあったのだ。その向かいはPCが並ぶ資料コーナー。で、問題の「飯島コレクション」ルームである。ここは大正14年生まれの民謡研究家、飯島幸平氏のコレクションをデータベース化した超マニアックな一室である。飯島氏は千葉県民であり、主として千葉の民謡の蒐集発掘を行っていたようであるが、この会館設立にあたり所有していた江差追分関連レコード800枚!と超高級蓄音機を寄付されたのだそうだ。部屋の真ん中にタッチパネル式のモニターが一台。案内に従い操作して行くと、曲名別・歌手別などに分類された追分ソングの中から好みの歌が取り出せるようになっている。さらに曲をリクエストすると全面のスピーカーから実際に音が流れるのだ。さらに画面には歌詞まで表示されている。素晴らしい、どうせ資料をまとめるなら、このくらいやって欲しい。何曲か聞いてみたが、はっきり言ってよく分からなかった、トホホ。その後はニシン漁関連グッズの展示とかあり、まあ郷土資料館の域を抜け出ていませんでした。

しかし、飯島コレクションの気合いの入れ様は、一見の価値ありです。

写真:
   

リンク等:

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