20-8:秋田県 大館市 中田養蜂

所在地:秋田県大館市 羽州街道 陣場手前あたり

取材時期:2004年8月

ジャンル:展示系

珍スポ度: ☆☆☆(☆五個が最高得点)

コメント:
大館から矢立峠へ向かって国道7号を走行中、突然それは左手に現れた。珍スポ電波をビンビンに放つ路傍のオブジェおよび人形達。あまりに一瞬だったので一度は通り過ぎてしまったが、これを取材しなくて一体何処を取材するというのだ!ということでロドスタをUターンさせ現場に戻る。巨大な鉄塔の横に奇怪なインスタレーション・アート。素晴らしい取り合わせ。

車を降り、トランクより一眼レフを取り出すと写真撮りまくりのニカ。凄いなぁ、何なんだろう、これは。良く見ると「養蜂研究家の像」と記してある。蜂蜜を採っている人が創った楽園なのか・・。た・確かに、ちょっと離れたところにスパイダーマンのようなハチ君オブジェがあるではないか。この辺りには冬には鶴が飛来するからなのであろう、ツルオブジェの数も尋常ではない。隣にいるのは恵比寿様だろうか、どうみても怪しい中華料理屋のオッチャンが食材である巨大鯉を釣り上げた様にしか見えないところもニクイ演出だ。

さらに門から奥に入ってみよう。門にはとぐろを巻いた蛇の上に乗るお釈迦様?の像。片側には昔は像が乗っていたであろう台座のみが寂しく残っている。ずっと奥には蜂蜜販売所であろうか、二階建ての建物が見えるが、人の気配が無い。その建物に近づくと今度は「愛 テレビ放送記念像」という母子像が・・。その彫像タッチはあのニコニコ園のハシモト爺さんのものにそっくり。うーむ、強烈なおっちゃんがこれらを創造しているのだろうな、と思うと更に奥に進むことを少しためらってしまう。それでは、取材にならないので、販売所に近づくと、奥ではテレビがついているので誰か居るのは間違いなさそう。思い切って声を掛けてみる。「すみませ〜ん、誰か居ますか?」・・・。返答なし・・・。再度声を掛けるも、返事をするのは庭にいる犬ばかり。販売所らしき部屋の扉は開け放たれているし、不用心だな、と思いつつもあきらめて引き返してきた。

「中田養蜂」って何だか聞き覚えのある名前だな、と思い今回の東北・北海道ツアーから帰って珍日本紀行・東日本編を読み返すと、都築氏も一度訪れて、結局誰が経営しているのかがつかめなかったという、謎の養蜂家だったのだ。

写真:
   

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