20-4:埼玉県 越谷市 アリタキ・アーボレータム (たぶん閉園)

所在地:埼玉県越谷市越ケ谷2566

取材時期:2004年7月

ジャンル:展示系

珍スポ度: 不明(☆五個が最高得点)

コメント:
ケンカババ氏のページを見ていたら、とてつもない植物園が埼玉に存在することを知った。生きた化石と称される樹木などを広大な敷地に植え、展示している樹木園なのだそうだ。しかも完全な個人経営。これは早めに取材しなければ、と思い首都高より東北道へ。浦和ICより越谷に向かい、久伊豆(ひさいず)神社へ。

どこを探しても植物園らしき入り口が見あたらないので、近くにいたおじさんに尋ねてみる。「ここらへんにアリタキ植物園っていうのがあるはずなんですが・・」、「ああ、それなら神社の参道のほうだよ。でも、あそこはもうやってないよ」。なんと、不吉な答え。教えに従い参道までやってくるも、やはり入り口が見つからない。そこで再度お寺の境内を掃除してるおばさま達に聞いてみると、「ああ、その直ぐ裏だけど、今は入れないんじゃない?」。さらに話を聞くと、植物園の管理を個人で行っていた有滝氏が、あまりにもメンテナンスが大変なので、越谷市に土地毎寄付してしまったらしい。数ヶ月後にはキレイさっぱり取り壊されて公園になるのだそうだ。

うーむ、残念。あまりにも悔しいので、周りをうろうろしてみると、かつては入り口であったのであろう、門を発見した。しっかり施錠されていて、侵入不可であったので、近くにあった妙な置物を撮影して、今回のレポートは終了したのだった。トホホ・・。

補)入り口の道を挟んで向かい側に、「自然文化研究所 Institute of Animism」と書かれた民家がある。参道を清掃しているおじさんに、「植物園と関係ある?」と聞いてみると、「関係ないよ!」とのこと。こちらも面白そうだったが、ちょっと勇気が無く、玄関のインターホンを押せなかった。何なんでしょう?

写真:
   

リンク等:
アリタキ自然研究所:芸術家として活躍しているらしい???

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