20-2:栃木県 鬼怒川秘宝殿

所在地:栃木県塩谷郡藤原町藤原935

取材時期:2004年7月

ジャンル:おいろ系

珍スポ度: ☆☆☆(☆五個が最高得点)

コメント:
久しぶり?のお色系取材です。塩原温泉から日塩もみじラインを抜けて奥鬼怒川入り。この有料道路、ヘアピンの連続でRが読めない一見様にはちと辛いですが、それなりに楽しいワインディングです。太めジモピーの2スト・カワサキ君に追い立てられ、ちょっと不満は残りますがお勧めツーリングロードの一つではあります。

峠道を抜けると直ぐに「楽しい秘宝殿」の看板が・・。さっそくバイクを入り口に停め、取材開始。入った所からいきなり和服が半分はだけたお姉さんマネキンのお出迎えにより、パワー全開になっているのだ。お姉さんマネキンの裏にチケット売り場ありで、近づくと奥の方からおじさんが出てくる。「大人一枚です、ウェブで見た!というと割引があるのだそうですが・・」と尋ねると、おじさん「そうだよ、300円割引で1200円ね」。料金を払い、いざ内部へ。その前に「写真は?」と聞くと「撮ってもいいよ」と意外な答え。ニッポンの歩き方さんのページでは撮影禁止だったのに、いつからOKになったのだろう?何れにしても撮影自由というのは全く嬉しい限りだ。

まずは怪しげな神社を右手に見ながら階段を登ると、お約束のひょっとこ面とおかめ面、どちらも局部をイメージした造りになっている。二階は道祖神コーナーより始まるのだ。そこを抜けると、人感センサーにより正面のステージに滝が流れ、こってりとした男女の踊りを写した映画が楽しめる。次の間は何やらお経を唱える坊主マネキンの奥で、あれまぁ、といったシーン。さらに出陣前夜の武将と奥方の別れシーンや、栃木名産カンピョウ干しの場面、鬼怒川であろうか温泉場での行為をのぞき見る者など、良くもまあ考えた物だ。基本的に「和」のテイストオンリーでまとめられているので統一感はある(インドのエロス聖堂なんてのもありましたが・・)。

最後は、おきまりの成人映画放映で終わり。出口の前には大人のおもちゃ販売所などがあり、たぶんマリリン・モンローであろうマネキンがゴロッとなっている。また、数分間の映画(ビデオ?)を200円で観れる小部屋なんかもあったりで興味深い。しかし売店には誰もおらず、不用心だな、と思ったりのしたのだ。秘宝館としては比較的小規模であるが、和のテイストのみを追求したテーマ館と捕らえると俄然独自性が見えてくるのだ。こちらもほとんど見物客がいなかったので、現時点で経営が成り立っているのかはちょっと疑問。早いうちの取材が肝心ではなかろうか。

写真:
  

リンク等:
・ほぼ?公式ページ(18禁です)

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