20-1:栃木県 塩原 源三窟

所在地:栃木県那須郡塩原町大字下塩原1118

取材時期:2004年7月

ジャンル:展示系

珍スポ度: ☆☆(☆五個が最高得点)

コメント:
塩原にてペナント調査実施中、土産物屋の隣に「動く武者人形が解説!源氏の洞窟・源三窟」、こんな感じの看板を発見。何かと思い近づいてみると、鎌倉の戦いに敗れた源有綱(ありつな)が再起を狙って潜んでいた洞窟なのだそうだ。残念ながら、洞窟内の流れで米を研いだばかりに発見され、悲惨な最期を遂げた悲しい物語が、この洞窟にはあったのだ。それを動く人形が解説してくれる、とあれば取材しない手はない。早速丘の上の洞窟入り口へ。

さて、入窟料700円を支払い洞窟内部へ。嬉しいことに内部は全て撮影OKだ。まずは電動坊主の前口上から・・。キャノンF−1を構えるが、なんとシャッターが落ちない。しばらくカメラをいじってみたが、復活しないのでサブとして持ってきたA−1にレンズを付け替える。感度の低いリバーサルを入れているので手持ちで1秒のシャッターの連続。まだ現像から上がって来ていないが、うまく撮れているか大いに疑問。洞窟を進むと戦いで傷ついた武将を介抱する娘や、囲炉裏を囲むシーンなど様々な場面が、ちょっと妙なナレーションと電動マネキンによって表現されている。同じ栃木の平家狩人村と似た感じの施設ですね。鍾乳洞としてはかなり小規模であるが、展示はなかなか面白いぞ。洞窟を抜けると次は宝物館。名前からちょっと良からぬ想像をしてしまいがちではあるが、変な物は置いてない。刀、武具、甲冑など戦がらみのグッズを中心に、昔なつかし「特ダネ登場!」に、店主!とここの甲冑が取り上げられたシーンが白黒写真で展示されている。また、魚(シャケ?)の化石なんかもあり、さすが塩原、と唸ってしまうのだ。

で、出口は例によって土産物屋。雰囲気はちょっとレトロで、ペナント棲息してそうな感じでしたが、残念ながらここには居ませんでした。トホホ感はあまり無いものの、暑い季節には打って付けの面白スポット。お勧めです。

写真:
  

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