2-6:新潟県 柏崎市 コレクションビレッジ周辺

所在地:新潟県柏崎市青海川周辺

取材時期:2001年4月

ジャンル:お宝系

珍スポ度: ☆☆☆(☆五個が最高得点)

コメント:柏崎市の公社グループが提案するマニアックな美術館・博物館の集合体です。数々存在するお宝博物館全てを巡るわけに行かないので、今回は、とんちン館・柏崎トルコ村を調査報告するために新潟まで行って参りました。というか、佐渡ツーリングの帰りに寄ったのですが・・。

まず、とんちン館。石黒旦那という柔道家が趣味で集めた、とにかくいろんな物が展示されている。よくもまぁ、とあきれる物から、ほう、こんな物があるのか、と感心するものまで。これでも極一部しか展示していないらしい。残念ながら撮影禁止なので画像は正面入り口のみ。施設は結構きれいで手入れも行き届いているので、ロードサイド初心者にはお勧めです。

柏崎トルコ村。これは、はっきり言ってロードサイドではありません。立派なテーマパークです。家族連れやカップルが一日かけて楽しめる場所です。一応箱物は異様な景観を醸し出しておりますが、アトラクションや売店・レストランは良く企画が練られているようで、皆さん勝手に楽しんでください。

とんちン館を国道側に降りてきた正面に、偶然「ミュージシャン人形館」というのを発見し、ロードサイド信号を発していたので入って見ることにしました。受付で、アーニーズ・サーカス人形展のチケットも抱き合わせ販売されていたので、あんまり気が進まなかったけど、セットチケットを購入しました。ところが、このサーカス人形展がもの凄いところじゃった。ミュージシャン人形館は、はっきり言ってだめ!誰か一人のミュージシャン、少なくとも一つの音楽ジャンルに絞ればまだ良いものの、ただ人形を羅列してあるだけでちっともおもしろくない。あまり期待せず、別棟のサーカス人形館に向かう。土産物屋の3Fに階段で上ってゆくと受付があり、隣に星条旗がのれんの様に垂らしてある入り口が見える。なんか貸しビデオの屋のエッチビデオコーナーみたいで入りにくいなぁ、と思いつつ、受付嬢にチケットを手渡す。ところが入ってびっくり、なんとミニチュアサーカス団がいろいろなショーを披露しているではないか!その数、フィギュア総数5万点、モーター30台で駆動される木彫サーカス軍団だ。米国パームキスト夫妻が35年かけて作製した人形たちは細部までしっかり作り込まれており、見れば見るほど味が出てくる。本取材旅行中、最高のロードサイドポイントであった。帰り際、先ほどの受付嬢にパンフを要求したところ、定価500円の立派な冊子を気前よくくれたのには驚いた。ここは必見。

写真:

リンク等:

とんちン館公認ページ

アーニーズ・サーカス紹介(柏崎電子郵便局

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