19-8:静岡 朝霧高原 二輪会館

所在地:静岡県富士宮市猪之頭1217 ドライブインもちや

取材時期:2004年6月

ジャンル:展示系

珍スポ度:☆☆ (☆五個が最高得点)

コメント:
甲府からの帰り道、上九一色村・精進湖を抜け富士宮に入った辺りで「二輪会館」というのを発見。予定にはありませんでしたが、取材してきました。R139を南下していると左手に現れる大きなドライブイン「もちや」の一番南側にあります。車輪をイメージしたのであろうアーチをくぐり、入り口へ向かう。受付にいるオバチャンに入場料500円を払うと、遊園地もこのチケットで入れるから、ゆっくり遊んでいってね〜。と、言われても別に遊園地には興味がない。

入り口正面にまず「アマゾネス」の巨体がデーンとある。どうもこの手の飾り立ては趣味に合わないが、珍なバイクであるのは間違いない。殆どデコトラの乗りだな、こいつは・・。その奥には初めて目にする大正時代のバイク「インデアン」(インディアンでは無くインデアンです、ハイ)。単気筒500ccのエンジンを積むバイクだ。説明書きによると

日本で現存する最古のオートバイ インデアン

インディアンは大正時代最も売れたオートバイで「仕上染色ハ濃紅色ヲ以テ車体ノ全部ヲ塗リ上ゲタレバ美麗無比、通称インデアンレッド色」と呼ばれ親しまれていた。特に警視庁で使用されたインデアンは白バイならぬ、”赤バイ”として有名だったし、インデアンがオートバイの代名詞だった。当時発行のインデアン機関紙によるとオーナーは東京で8台、東海道で4台全国で62台と報告されている。
そのうちの一台がここに展示されているオートバイである。このインデアンは、焼津市シバ自転車店の店主建生氏の祖父にあたる勲氏が明治末期に購入したものといわれている。

のだそうだ。このほか、メグロの白バイや、軍用BMW・陸王まで、本当に古いバイクがてんこ盛り。500円でしっかり楽しめる場所になっています。遊園地で遊び疲れた子供たちもやって来て、面白そうに眺めているのは印象的でしたね。ここはドライブインなので、例によって観光バスの団体が売店に押し掛けていましたが、その売店ちょっと覗くと、園内の風景写真が飾ってある。その中に異景を発見!巨大木馬が園内にあるらしいのだ。遊園地(アスレチックに近い形態のようだ)に興味はなくとも、巨大木馬は見てみたい。早速園内探索開始し、デカイので直ぐに発見できた。妙である上に、不気味。子供が泣き出さないのが不思議だ。役割は滑り台であるので、みんなその機能に目を奪われて、外観を良く見ていないのであろう。なんでこんなもん作っちまたんだろう?

写真:
   

リンク等:
ドライブイン もちや 公式ページ
・近くに「奇石博物館」なるものがあるらしい!

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