19-6:山梨県 石和町 信玄の里・宝石庭園

所在地:山梨県石和町窪中島122-1

取材時期:2004年6月

ジャンル:展示系

珍スポ度:☆☆☆ (☆五個が最高得点)

コメント:
石和の観光名所「信玄の里・宝石庭園」に行って来ました。ここは、以前に紹介した河口湖「宝石の森」という珍スポと同系列であり英雄堂という宝石販売会社が経営する庭園です。さて、当日は台風が迫って風は強いですが、梅雨の晴れ間となり信玄の里駐車場は大型バスでいっぱいである。石和駅前の観光案内所にてゲットした割引券を提示し、800円のところ700円で入場可能であった。あとで分かるが、幸運なら入場券なしでも庭園散歩できるかも。本当は入場券収入で運営しているわけではない!と思われる。

そこで早速取材開始!と思って入口に行くと、そこには拡声器をもった案内係りの人と、おそらくバスツアーの団体であろう観光客が入口を占拠。ちょうど庭園を一周して出てくる所だった。入場できないので、その向かいにある宝石資料館(こちらは無料)から見学開始。巨大猫目石で出来た般若の面あり、水晶でできた五重塔ありで結構楽しめるのだが、なんと言っても宝石をちりばめて作った信玄像、その他信玄関連人物も宝石で作製されておりちょっと驚き。でもなんでわざわざ宝石でつくらにゃならんねん、と突っ込みを入れたくなるが・・。アラカワさんのページでは内部の様子が写真入りで紹介されているが、現在は撮影禁止になっていた。うーむ、残念。

一通り、資料館を見た後は肝心の宝石庭園。すでに団体は居なくなっており、庭園へは出入り自由となっている。手入れの行き届いた日本庭園を少し行くと洞窟様の所へ。中に入ってみると奇妙な神社や石を彫って造った虎などが飾ってある。さらに行くとありました、おきまりのチンコ像二体。しかもそのうちの一体にはきちんと顔が彫ってあり回転している!さすが石和温泉、やってくれるぜぃ。洞窟を抜けると極彩色の玉石を敷き詰めた趣味の悪い庭園と、金満玉堂おじさんのいる一角や、巨大鯉がウヨウヨしている池などがある。のんびり散策を・・、と思っていたら後から団体が攻めてきたため、慌てて出口方面へ。途中の茶屋では、数々の宝石や珍石が並べられている。

最後に売店に寄ってみると、どうやら宝石資料館から売店は繋がっているようで、先ほどの団体さん達が案内係のおじさんに連れられて水晶ネックレスの販売コーナーに集められていた。遠巻きに見ていると、どうもあの手この手で商品を売りつけているようだ。おじさん、安物の水晶と高品質の水晶の見分け方を一生懸命説明している。激安バスツアーの立ち寄り場所となっているここ信玄の里では、収入源として売店での宝石売り上げがメインで、庭園入場料なんてどうでも良いのかもしれない。結局われわれは何も買わずに出てきましたが・・。

写真:
  

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