19-5:東京都 お茶の水 明治大学博物館

所在地:東京都千代田区神田駿河台1-1

取材時期:2004年6月

ジャンル:展示系

珍スポ度:☆☆☆ (☆五個が最高得点)

コメント:
明大の刑事博物館は有名ですね、その処刑器具のコレクションで。そう、あの鉄の処女・実物があるのです。前回取材を試みた時には改装中で見せてもらえませんでしたが、今回は確認済み!早速バイクを飛ばしお茶の水へ。とってもキレイになったアカデミーコモンと呼ばれる建物に入ってみると、博物館はその地下にあったのだ。

エスカレーターで地階へ降り、早速取材開始。大学史コーナーや商品部門・考古学部門などのが並んでいるが、お目当ては刑事部門。ありました、博物館の中央部分、一番良い場所を占拠しております。やはり一番の迫力は例の「ニュルンベルグの鉄の処女」。迫力がありますし、かなり不気味です。資料解説にはこう書いてある。

聖母マリアを思わせる優しい表情を示し、三角帽子と胸飾りはむかし流行した衣装を模している。しかし実体は、凶悪な拷問・処刑具である。人体型カプセルの内側に針が取り付けられ、人を閉じ込めて扉を閉めると、針が体を刺し貫いた。閉じた扉を開けると台座の床が抜け落ち、体が床下に転落する仕掛けだった。・・・

な、なんとおぞましい!これを考えると、その横においてあるギロチンが「人道的な」処刑具だったことが、すんなり納得できるのだ。このほか和洋の刑事関連グッズが所狭しと並べられているので、行ってみると勉強になりますよ(何の?)。無料ですしね。入り口付近にはミュージアムショップもあり、ふら〜っと入ってみると、なんとアイアン・メイデンTシャツが売っているではないか!しかもシャツの色は真っ赤。「他の色は無いんですか」と店員さんに聞いてみると、冷たく「ありません!」と返ってきた。そうだよな、意図的に赤にしているんだよなぁと思いつつ、このTシャツを手にレジに並んでいる自分を発見。持ち帰って家でウシに見せると、一言「趣味ワル〜」。そうだよな、ちょっと着れないよな、と思ったニカでした。

写真:
   ←貞操帯なんてのも展示してあるのだ

リンク等:

明治大学博物館

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