18-8:京都府 舞鶴 引揚記念館

所在地:京都府舞鶴市字平無番地引揚記念公園内

取材時期:2004年5月

ジャンル:展示系

珍スポ度: ☆(☆五個が最高得点)

コメント:
舞鶴は旧日本海軍の軍港であり、いまでも海上自衛隊の基地があったりで、何だか勇ましい街だな、という印象を受けつつR27を走行。折しも当日は黄金週間の自衛隊見学デーか何かに当たったようで、金網越しに見る軍港内はとても賑やかだ。そんな中、舞鶴に来たら、ここは外せないでしょう、という舞鶴引揚記念館を目指し、市内から舞鶴東港方面へ。記念館は、想像していたより遠くにあった。バイクを駐車場に入れ、早速取材開始。

すでに夕方4時を回っていたので、あんまりのんびり見学はできない。300円を払い入り口へ。満州からの引き揚げの経緯がパネルで展示されている。いかに引き揚げが大変な作業であったか、またその後のシベリア抑留の悲惨さがひしひしと伝わってくる展示。その中でも捕虜たちが収容所での一息付いているマネキンジオラマは一見の価値あり。良く見ると微妙に動いていたりするので、要チェックです。

また、「岸壁の母」のモデルとなったお母さんのコーナーもあり、端野いせさんの物語が良く分かるようになっている。当日は漫画家の皆さんが当時を思い出して描いた原画が展示されており、なかなか興味深い。このコーナーだけは撮影禁止。他は全てOKだ。

駆け足で見て回ったが、凄く重いテーマなのでちょっと疲れ気味。珍スポではありません、歴史をしっかり勉強しに来るところでしょう、ここは。

写真:
   

リンク等:

公式ページ:凄く凝った作りになっていて、却って見づらいページの見本のようだ!何とかして!

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