17-4:静岡県 伊豆高原 ろう人形美術館&メキシコ館 

所在地:伊東市池柏戸674−12

取材時期:2004年4月

ジャンル:展示系

珍スポ度: ☆☆☆(☆五個が最高得点)

コメント:伊豆高原は、ろう人形美術館&メキシコ館へ行って来ました。ろう人形といえば東京タワーのろう人形館が印象深かったのですが、規模的に東京タワーを遙かに上回るのがこちら伊豆高原にあるろう人形美術館です。東名・小田厚・ターンパイク・伊豆スカと有料道路ばかりを乗り継ぎ、朝ハヤに到着。早速取材開始です。

まずは正面横にバイクを停め、受付へ。お姉さんが対応してくださり、「人形の世界ミュージアム」とのセット券を勧めてくれたので、そちらを購入。1200円である。確かに伊豆高原はやたらと××ミュージアムと名の付くモノが沢山あり、ちょっと気になる物件が多いので、今度はじっくり攻めてみましょう。で、早速取材開始です。券売所をから数メートル離れた所に受付があり、そこにビシッと黒服を着たろう人形が・・。ふーん、良くできているな、でぇ、いったい誰の蝋人形なのだろうとマジマジと眺めていると、なんと動き出したではないか!「チケットの半券とカメラをお預かりします」 うわっ!喋ったぞ!なんとこちらは本物の人間で、本当の受付はこっちだったのですね。内部は撮影禁止だけではなくカメラ自体を取り上げられてしまうので注意です(たぶん無断撮影する輩が絶えないのでしょうね)。係りのお兄さんにキャノンF1を預け順路方向へ。

まずは世界一大きい男の人形にびっくり。次の間には天皇家が一家勢揃い、愛子さまはまだ居なかったけどね。でも昭和天皇の人形は似ていました、驚きです。二階に上がり、さぁメインの展示か!と思ったら照明が点いていない。受付に戻り「あの〜電気点けてください」と言うと、慌てて奥の部屋へ。一番乗りの客ならではハプニングでした。その後、ザ・お殿様シリーズや裕次郎の居る間・ビートルズ・なぜか世界の政治家たちが集う空間などがあり楽しめます。どれも結構似ている。

階下へ戻り次の順路へ。おそらくこちらがメインルームになります。あのタイソンと食いちぎった耳のディスプレーという趣味がうれしいです。また、エクソシストの首がぐるっと廻るシーンの再現コーナーやシンデレラに扮したマリリン・モンローにイタズラするお笑い芸人達。これがまた良く出来ている。作製された年代が大分前なのか、タモリやたけしがとても若い。ここだけでも一見の価値ありです。また、あの有名な最後の晩餐風景もしっかり造り込まれており、ああっお腹いっぱい!ってな感じで展示終了。受付でカメラを返してもらい喫茶コーナー&売店へ。ここでは300円を払えば記念撮影ができるブースが準備されており、折角なので撮影をお願いしました。カメラは自前の物のみで、一緒に写れるのは小泉総理。うーん、あんまり嬉しくないけど、「ハイ!ポーズ」のお姉さんのかけ声と共にニッコリ。もう一体、ブルース・リーともツーショット。こちらは、あまり似ておりません。

全体的に、良く出来た展示だと思いますね、もう一度来てもいいな、と思わせる美術館はそれほど多くないですが、ここはまた来てみたくなりました。ここのオーナーは日本ラテン音楽界の有名人、淡谷みき氏(有馬徹ノーチェ・クバーナのボーカル兼ギタリスト)であり、中南米の物産品輸入業も展開しているそうだ。なんと多才な人なのだろう。

写真:
   

 

リンク等:館内紹介ページ

有馬徹ノーチェ・クバーナの公式ページ

取材記録17に戻る |  にかのページメイン | ニカ家のページへ