13-6:千葉県 鋸山 乾坤山 日本寺(けんこんざん にほんじ) 

所在地:千葉県安房郡鋸南町元名184

取材時期:2003年8月

ジャンル:お祈り系

珍スポ度: ☆☆☆(☆五個が最高得点)

コメント:日本一の大仏様がいらっしゃる、という事で出かけてみました、千葉・房総は金谷にある日本寺です。実は今回で二回目。最初は例のツーリング仲間であるDr.Tさんのお誘いで訪問したのですが、あまりの凄さにウシを連れて再訪しました。何が凄いかって、まずその敷地の広さ。山一つ分まるまるお寺なんですもの。おまけに地獄のぞきや百尺観音・日本一の岩大仏・無数の羅漢像など見所満載の面白寺です。


さて、レポートですが、まずはアプローチから。素人のみなさんはロープウェイを利用する場合が多いと思います。また、車で参拝される方は有料道路に誘導されてしまう場合もありますが、実は無料の駐車場があるのです。木更津側からのアプローチでは、ロープウェイ入り口・有料道路入り口を左に眺め、どんどん館山方面へ。するとトンネルを抜けたところに小さ〜い看板があるので、すかさず左折します。細い道を少し走ると道が広がり、立派な道路になります。しばらく登ると無料駐車場に到着。そこから入場料600円を支払い、いざ参拝です。


まずは大仏様です。岩を掘って作った大仏としては、日本一なのは納得できますが、大きさ自体は牛久大仏に遠く及びません。今回は修復工事が行われており、全面に足場が組まれていました。ちょっと残念。そこから階段を延々登ること約15分で頂上の地獄のぞきに到着。その間に羅漢が沢山あります。さて、地獄のぞきですが、岩の先から下を見るだけで、なんかつまらん!と思って展望台にまわると、なんじゃこりゃ!あんな所にいたのかぁ、とちょっとびっくりの場所。で、次は少し下って切り出した岩の壁に掘られた百尺観音様です。これは運輸安全祈願のため掘られたそうなので、車・バイク取材の多いニカはしっかり拝んで参りました。続いてロープウェイ口まで降りて行くとそこから登りになり、その先に世界救世教の碑があるということで、えっちらと登りました。まあ、なんて事はないですね。ロープウェイ乗り場まで行ってみると、そこにはなんと石切の歴史展示が!かなりショボく、いい味わいが出ております。展望レストランも寂れて雰囲気○。絶滅寸前観光ペナントの生息気配がしましたが、こちらではほんとに絶滅しておりました。

広大な面積かつ、激しいアップダウンで約3日間筋肉痛が取れませんでしたので、安直な気持ちで参拝を始めると、痛い目に遭います。また、ヤブ蚊も多いので長袖着用をお勧めいたします。ちなみにロープウェイを使っても地獄覗きと大仏参拝をしようとすると、無料駐車場まで車で行っても同じだけの高低差を歩くことになります。ご参考までに・・。

写真:

「やっても〜た〜」の羅漢さん / 百尺観音、さすがにでかい(下のちっさいがウシ)/ 石切資料コーナー(なぜかカマド)

リンク等:

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