13-10:函館 摩周丸

所在地:北海道函館市若松町12-先

取材時期:2002年9月

ジャンル:展示系

珍スポ度: ☆☆(☆五個が最高得点)

コメント:2003年4月に内部展示が新しくなり、付属のシーポートプラザが無くなったという記事を読み、そういえば去年行ったなぁ、と思い出しました。ですので改装前の摩周丸報告を今更ながら行いたいと思います。

さて、JR函館駅(駅舎もすでに新しくなっているらしい)から朝市方面へ行くと、そこにはかつての青函連絡船「摩周丸」があるという情報を得て、行ってみました。船の科学館にある羊蹄丸の様なマニアックな展示を期待して、いざ入り口へ。摩周丸こちら→の看板に従い二階へ登ると、閑散とした商店街が・・。ほぼ全ての店のシャッターが降りており、今思えばシーポートプラザが閉鎖されるのも時間の問題だったのでしょう。一階の地ビール屋さん「ビロングス」は営業しているのでしょうか?結構地ビール旨かったんですがね。雰囲気も良かったし。

ずんずん奥へ行くとありました受付が。確か乗船券500円を払い、船内へ。二等船室やロビーなどにマネキンや船員の制服などが展示されている。操舵室には船の模型とイルカの木彫り?が・・。「サロン海峡」は当時の写真展示のみで内部には入れません。で、摩周丸の目玉は何と言っても「飾り毛布」展示と「ロープ結び」講座です。船員が乗船客を喜ばすために毛布をいろいろな形に折っておくのが当時流行ったそうで、その技が披露されています。また、船には付き物のロープ結び技術が図解されています。なんでも、技の一部が「女性自身」や「あるある大事典」で紹介された、と自慢げにパネル展示されています。青函連絡船乗船券コレクションもその筋のマニアにはたまらないでしょう。

出口は入り口と同じ所ですが、帰りにロープ結びの小冊子を100円で購入してください。受付で分けてもらえます。これであなたも結びの達人だ。

写真:

リンク等:

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