10-3:京都 伏見桃山キャッスルランド

所在地:京都市伏見区桃山町大蔵45番地

取材時期:2002年12月

ジャンル:展示系

珍スポ度: ☆☆☆(☆五個が最高得点)

コメント:桃山キャッスルランドが2003年1月をもって閉園!という情報が入りましたので、今しかない、と年末休みに入ったその日に京都へ向けて出発しました。東名・名神と高速を乗り継いでやっと京都南ICに到着。なぜか通行券を無くしてしまい、料金所併設の事務所へ。高速に入った時間やら、家からの経路やら、いろいろ聞かれて、やっと20分後くらいに所定の料金を支払い、解放。ICからは20分もかからずにキャッスルランドに到着。

だだっ広い駐車場には車が数台。これじゃ潰れるわな、と思いつつ受付門へ。入場料を払い園内へ。すると左手に立派なお城が二棟あり、その右手には、全く不釣り合いな遊園地が広がる。異様な光景だ。まずは城、内部にある桃山文化史館へ。客は自分も含めて3組しかいない。鉄筋コンクリート製の城にはエレベータがあり、これに乗って最上階へ。さらに階段で一階上に登ると京都の街が一望できる天守閣最上階だ。眼下には桓武天皇陵などがあり、さすが京都だね〜、などと妙に感心してしまった。さて、各階には屏風の展示があり、それなりに桃山文化の理解が深まるように出来ている。興味のある方には良いのでしょうが・・。黄金の茶室も実際に内部に入れるようになっていたら楽しいのに!同じキャッスルでも信州ゴールデンキャッスルの黄金の間には入れたぞっ。一階まで降りてくると、そこにはお決まりの売店。なんと観光ペナントがまだ売っていたので、即購入。

次は遊園地方面へ。こちらは更に人が居ない。自分をいれて2組だ。殆どの遊具に「準備中」の看板が掛かっており、かろうじて「グレートダンジョン」?というジェットコースターが運転していた。そのほか世界のおばけ館やメルヘンハウスも営業しているようだ。一番奥に噂の「ワンニャンランド」という犬猫と遊ぼうコーナー(ペットトレーナー養成学校も兼ねているようだが・・)があり、当然ながら客はゼロなので、自分が入り口の前を通りかかっただけで、一斉に「かまってくれ〜」と吠えまくっている。かなりシュールな場所だ。

遊園地とお城・・。組み合わせること自体に無理があるこのテーマパークは消えるべくして消えてる昭和の遺産といったところか・・。

写真:

  

リンク等:

公式ホームページ

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