好きな作家

作 家 名   コ    メ    ン    ト  
横山 秀夫    1957年1月17日東京生まれ。国際商科大学(現・東京国際大学)卒業後、上毛新聞の記者となる。1991年「ルパンの消息」が第9回サントリーミステリー大賞佳作となり、フリーライターに転向。
 この「ルパンの消息」は2005年に加筆されてカッパブックスから上梓されている。
 
 最初に私が読んだのは「半落ち」でした。圧倒的な迫力であの長編を一気に読んでしまった。梶は何をしていたのか。
 アルツハイマーとか、移植とか、なまなましい問題が胸を打ち、骨髄バンクに登録した人も多いと聞く。(私とか!)
 
 重厚な雰囲気がいいです。
こういうのが、いわゆる本格ミステリーってことになるんだろうな。ちょっと昔の岡島二人みたいな。
内田 康夫  1934年東京生まれ。CM会社で働いていたが、死者の木霊で文壇デビュー。すごい多作だし、映画化ドラマ化も多いから知っている人も多いと思います。
 
 有名なところで、浅見光彦。教授もいるけど。

 旅情ミステリーと言われるように、各地に取材してある作品も多い。また、本の各所にいわゆるうんちくがちりばめられていて、勉強になります。はい。

 この人の思いを光彦が熱く語るところ、好きだったりします。

 遺骨とか江田島殺人事件とかに代表されると思うんだけど、ただの殺人事件って言うより、その時代そのときを生きている人の痛みが伝わってくるような語り口が人を惹きつけます。

 横山作品と比べると、どうしても軽い感じがするけど、とにかく多作ですから駄作が含まれていても仕方ないです。(^_^;)
 いっぱい読んだデー。(^o^)
市川 拓司  1962年生まれ。東京。「今、会いに行きます。」で出会った。出版社に勤務していた。今は作家。家族は妻と男の子。この小説に出てくる主人公とかなり重なるところがあるらしい。病気のこととか、ランニングのこととか。独特の世界だと思う。若いからこれからが楽しみな作家です。
 
 でも、横山さんや内田氏みたいに目についたらすぐに買ってしまうって言うほどのファンではない。ジャンルが恋愛小説ってことがあると思う。前者お二人の方はミステリーだけど、この方は恋愛小説。テーマが「愛」。

 時々はいいんだけど、しょっちゅうとかは胸焼けがしてしまう年齢になってしまっています。でも、無性にこういうのが読みたくなったりする時もある。

 結構、何冊もすでに書かれていて、この人も多作な人なのかなーーとか思った。赤川次郎さんみたいになるんだろうか。・・・わからん。(*^_^*)