新潟市中央区「あすなろ塾」

添削サンプル
就職・転職の志望理由書添削
AO(推薦)入試の志望理由書添削
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 ◆ 添削前の作品(BEFORE)

 私は将来、海外で日本語教員になりたいのですが、○○大学では日本語教育コース、TOEICや英検対策講座など、私がやりたいと思っている事を応援してくれる講座が充実しているので、○○大学に受験しました。私は日本語教員になって、日本語はもちろん、私が常々身にしみて面白いと思っている日本の風情や情趣、外人にはない感じ方や考え方、その他に現代の日本の様子について、現地の人に教えたいと思っています。そのために、在学中は英米文化や○○先生の授業の正しい日本語の授業等々で、一生懸命学びたいと思います。

 また、○○大学には他の大学にはない興味惹かれる授業や講座が多いのも、私が入学希望する理由のひとつでもあり、その他に国際交流センターや外国語教育研究センターも活用して、知識を深めたいと思っています。

 私は、中学のころから異文化について非常に興味を持ち、深く知りたいと思っていました。その頃から私は留学してみたいと熱く思い続けてきました。高校在学中には、留学費用も少しではありますが、貯めてきた程です。なので、○○大学で留学制度が充実している事に私は非常に魅力を感じています。私は在学中に絶対留学を経験して、異国の文化や日本文化との違いについて深く学びたいと思っています。

 また海外留学を経験することによって、自分の語学力を試すと供に、語学力の向上に努めたいと思います。そして私は自分の夢の実現のために、今年中には英検2級を取得し、大学4年間の過程においては、英検1級取得やTOEIC600点以上に向け、日々昇進したいと思っています。また、入学後は高校時代のように、学部・学科に関係なく多くの人々と友達になり、誰とでも気軽に話せるような交友関係を築きたいと思っています。私は○○大学のサークル活動にも大変興味があり、ダンスが大好きなので、ダンスクラブか放送研究部に入り、そこで出会った仲間たちとサークル活動に打ち込みたいと思っています。

 ◆ 添削後の作品(AFTER)

 元来、異文化には興味があり、将来は留学して日本語教員になりたいというのが、私の中学時代からの夢である。その夢を実現するべく、○○大学を初め、「日本語教員養成講座」を設けている大学をいくつか受験してみた。不運にも、現時点では惨敗である。一度は自分の実力の無さに愕然とし、模擬試験ではA判定まで出してくれたはずの予備校を恨んでみたこともある。しかし、現実は現実として冷静に受け留めねばなるまい。

 この度、○○大学が、時期はずれのAO入試を行うという情報をインターネット上で得た。一度はしぼみかけた私の闘志は、再び、しかし、以前にもまして強く掻き立てられている。

 ○○大学では、私の目指す「日本語教員養成講座」が設置されているのは勿論のこと、私が今後やってみたいと考えている講座が充実しているらしい。すなわち、TOEICや英検対策は勿論のこと、英米文化や日本文化についても習得する機会があるという。海外研修があることも、私にとっては大きな魅力である。書物の上での学習のみでは得られない数多くの産物があることは、カナダのオタワ大学在学中の兄から、間接的に聞いているからである。高校在学中には、少しずつではあるものの留学費用を貯金してきたくらいである。

 もし、○○大学に入学するチャンスが与えられたなら、私の夢実現のために精進したいと考えている。具体的には、今後、半年以内に英検2級に合格し、大学在学中に、TOEICでは750点以上を確保し、英検では準1級合格を目指したいと考えている。

 また、入学が許可された暁には、学部や学科の枠にとらわれることなく、多くの人々と交流を深めたいとも考えている。国際交流センターや外国語教育センターも大いに活用して見聞を広げていきたい。また、時間的余裕があれば、ダンスクラブか放送研究部に入り、サークル活動にも従事してみたいと考えている。

 どうか、私に最後のチャンスを与えて下さい。大学関係者の皆様には「私を採用して損をした」などとは決して言わせないことをお約束します。



講師略歴

■ 新潟大学法学部卒業
■ 元新潟県農業大学校 講師
■ 元共通一次試験テレビ解説担当講師(TeNY)
■ 元予備校講師・英語専門学校講師
■ 英検1級・通訳案内士
■ 著書『英語総合』『英語読解』『小論文の書き方』ほか


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