1年先延ばしで行われた大行事

平成24年4月14日 

励光閣・境内一新落慶大法要!

このページでは、コメントを控え、スナップのみ掲載致します。ご理解願います。 

  

境内に準備された700席のテントそして大型モニター数台、励光閣など全館を使い1700名の受け入れ体制。          永遠大明王で、早朝から読経して、その時を待ちます。

  

  

  

雲がとぎれ晴れに変わる瞬間!いよいよ行列が出発しました。

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

天童祭文 ああ、うやまいたてまつるー にちれんだいしょうにんさまー しゅごじん えいおんだいみょうおう様〜 けいだいのしょてんぜんじん様〜 今日のよき日、このとうときお寺のー _れいこうかく けいだいいっしんの〜 らっけいのほうようがおこなわれ〜 _われらてんどう百五めいは〜さんもんよりぎょうれつしー だいほんどうのごほうぜん。おきよめのごきとうをいただきてー かぐわしき花をささげたてまつるー われらてんどはー いにしえよりー みほとけさまのあいじなりー。ねがはくはーじあいのせいち ちんぜいみのぶにてー みほとけさまとのゆかり〜 おだいもくけちえん ましたまえ〜

南無妙法蓮華経 平成二十四年四月十四日 天童代表 茅島みずき うやまってもうす

  

  

  

 慶讃文 慎み敬って上来勧請し奉る南無輪円具足大曼陀羅御本尊 南無久遠実成本師釋迦牟尼佛 法華経中常住の一切の三寶 南無末法有縁之大導師高祖日蓮大菩薩 当山開基文明院日薩聖人以来歴代之先師上人 一乗擁護之諸天善神 山内守護之善神 殊には永遠大明王 遠龍明王 通遠明王等 来到道場 知見照鑑を仰ぎ 当山中興 體精院日菅上人第百遠忌記念事業とし 客殿励光閣建立 併せ  渡廊下新築 大本堂改修 仏舎利塔塗替 仁王門塗替 永遠堂階段下、回し参道新設 永遠堂外苑拡張並び庭園新設 妙見堂参道新設並び蝋燭立て新築 鬼子母神堂外苑改築並び庭園新設 清正公堂裏参道新設 浄行堂前遊具設置 御真骨堂参道新設並び外壁増築 第一霊廟参道新設 正面大階段新設並び石垣新築 西身延霊園参道拡張 外便所新築及び増改築 境内スロープ新設 境内参道手摺り設置 山林伐採整備 桜・椛八十余本植樹 全館二百五十畳畳替え併せ襖替え 本院・聖徳殿補修並び化粧室増改築 常仕殿解体後の暁六庵新築等 境内整備の諸工事を完了し 以て ここに綜合落慶奉告之式典を虔修し奉る 顧みるに当山は明治八年開山以来 教学研鑽道場として布教伝道を続けし九州の聖地なり 明治十七年三月 諸々の困難を排し 労苦を惜しむことなく 当大本堂を建立 宗祖御入滅六百遠忌の砌り 宗門史上初めて列をもって宗門史上以来初の尊き大聖人御真骨の分骨がなされ 九州は博多に上陸し 大行列をもって当山に納骨され 吉川日鑑猊下より鎮西身延の山号を賜る 明治二十三年 東京浅草正法寺より佐野前励日菅上人入山するや直ちに 更なる教宣拡大に精励 当山に守護神を感得 本日ご神体開帳の永遠大明王これなり 山林を開拓し 永遠大明王の威光のもと境内地拡張諸堂を次々と建立し 現在の境内陣容を整えたり これ所謂 当山中興の祖と謳わるる 所以なり 上人 外にても 博多東公園に日蓮聖人銅像 亀山上皇銅像を建立 北海道開拓団結成し 谷中瑞輪寺より北見は小利別に入り法華村建設 朝鮮開教を目指し 日蓮宗護法協賛会設立 立正安国論を公に献上する等 教学振興を広く社会に計られ実行さる されど上人 日蓮宗宗務総監在職中宗務院にて倒れ 高輪病院にて遷化さる 大正元年九月七日の悲嘆 宗門は光明を喪失すと伺い知る所なり 以来百年を経ての平成二十三年九月 これを目途に信徒この大事業に一丸となり取り組みたり ここに 往事を告ぐるに 大正元年 日蓮宗宗務院在りし 東京は承教寺にて葬儀を納め 遺骨となりて吉井駅に戻られし日菅上人との悲しみの中での再会 同駅より当山への檀信徒の大行列が 今となりては 提燈行列の始まりとなる 偲ぶ姿が信徒を呼び集め 今日の御会式万灯提燈行列となる されど信徒の子孫が心は この平成の世に嘆きを払拭せんと 威徳を讃う 励光閣建設を柱に尽瘁せるや ここに六ヵ年を経て 九州随一の伽藍 大拠点たる客殿を観るに至りたる 檀信徒一同の信心なお増進せり この大事業発願に至るに第七世佐野前光上人並びに第八世前曉上人の檀信徒教化の賜物なり 佐野前光上人は加賀美日聰内局庶務部長 交声曲「日蓮」作詞等輝かしい功績を内外に知られる また前曉上人は 本宗加行所正伝師を永く勤められ 宗門重鎮として宗門における功績大なるものあり この度の事業はこれら歴代上人の懸命に築かれし信仰道場の完遂なり 本日ここに吉辰を卜し、鎮西身延平成大改修の慶事を迎え、沙門 日潮 歴代の脈々たる努力の境内整然たる姿を目の当たりし ただ ただ喫驚するものなり まさに恒常的宗門運動の典型というも過言ならざるなし 願わくは 現當二世所願満足ならしめたまえ 本日の落慶法要にあたり臨席各聖参詣者各位 共に御真骨奉安の祖意を体し 法華経の功徳によりて 立正安国お題目結縁をならしめ 更に宿福深厚の幸いあって一乗円頓の莚を同うし この良縁朽ち失せずして未来永々 霊山値遇の大縁 結ばしめんことを専ら祈らくは 当山 本佛寺 寺門益々繁栄 寺檀和融 山門興隆ならしめたまわんことを 

南無妙法蓮華経 維時平成二十四年四月十四日 正久山第二十七世  日 潮 敬白

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

最後に役員さん方と記念撮影

  

 

 こうして盛大に落慶はおわりました…。ご覧戴きありがとうございました。

後日、新聞記事などを掲載させて頂きます。本佛寺はこれからも「日本人の心の故郷」を目途に精進して参ります。 

編集部

皆々様おめでとうございます!