宇久島 妙蓮寺入山式 

前介さんが住職になりました。

平成25年10月9日

本佛寺で修行をした前介さん。実は佐世保の古田上人の導きで出家。その後はお寺で

ちょこっとだけ過ごし、身延山久遠寺の僧道実習生に入り研鑽を積みました。この度

五島列島の一番上にある宇久島に、ご夫婦で入寺されることとなり、御前様が前啓さ

んを連れ、奥様と共に参列されましたので、行事ではありませんが掲載致します。 

  

 台風24号接近のため、式典中止を考えていた入寺式。

とにかく、絶対に行ってやる!と御前様は頑固に佐世保に向かわれました。

そして、全便欠航の中、漁船をチャーター…。

  

通常使用されている船着き場ではなく、市場の水揚げ場所から乗船。立石上人とお供の前啓さん…。

 

  

前介さんのご両親も乗船し、いざ出発。ところが外海に出たところから大荒れ。

  

波の高さは6メートル!そんな中、なんと奥様が舵を握られ「止まらないジェットコースターみたい!」と大はしゃぎだったそうです。

こんな船底にバチバチ水が当たる状態でも、船を出して頂いた船長さんに感謝したと御前様の土産話がありました。

上陸し、いざ妙蓮寺へ

  

凛々しい前介サン! 島内を行脚する長崎日青と檀信徒。

  

きちんと準備が整った妙蓮寺様。中止していたらどうなったのでしょう?

  

正午・式典開始

  

法燈継承の儀 そして礼盤へ

  

涙の奉告文。  この度の縁を懸命に結ばれた古田上人のご挨拶。内容を見る

  

御前様ご挨拶

  

総代さんの謝辞。  そして新住職の謝辞。

  

前涼サンも付きっきりで頑張っていたそうです。

  

記念撮影のあと、本堂で祝宴。乾杯の音頭をとられる立石上人。

      

無事祝典は終了

 

午後4時半 宇久島を出発し、荒海の中、佐世保に午後6時半には到着したそうです。

  

  

今回の外出は私達みんなで心配しました。無謀な御前様。私達のことも考えてください。と

思ったのですが、それは間違いです。前介さん(佐々木淨栄)前涼サン(作元功照)みんな本佛寺軍団です。

「決して諦めるな!必ず守護がある!それが坊主だ」御前様の口癖を忘れません。

本佛寺編集部 弟子一同 

日蓮宗新聞に掲載されました