- ご挨拶
- 本日は、役員各位にはお忙しいところお集まり戴きまして誠にありがとうございます。此度の定期役員会開催にあたり、御案内を申し上げましたところ、殆どの役員のご出席を賜り、毎年の変わらぬご協力、心より厚くお礼申し上げます。
- さて、この度の総会では、本佛寺行事御会式のシステム改築が冒頭にあがってまいります。時流と申しましょうか地域での集まりや組織が解体され横の繋がりが薄れてきてる昨今の情勢を考え、色々と昨年から御会式拡張に取り組んで参りましたが、なかなか思うように連動出来ませんでした。各題目講は当然お寺の支えになるものですので大切ですが、それによる荷重も少なからず題目講にはあったようです。この一年皆様と共に種々尽力して参りましたが、その点を考慮し、大切な題目講を護るべく、現状のままで、行列拡充を目指そうとプランしたのが、この度から始まる青年会との合流行列であります。どうぞ各位にはご賛同頂き、楽しくそして心豊かな行列を遂行しようではありませんか。当資料冊子に詳細を掲載し、『新しい御会式万灯行列』の円成を心から願うものであります。
- 私議の日蓮宗宗会議員立候補につきましても、この総会にて詳しく経緯と意義の説明をさせて頂きたく存じます。ご理解を賜り、何卒宜敷お願いします。
- 次に、第二西身延霊園造成予定についてですが、これも多くの方からご依頼を賜っております。出来れば、現在の敷地内に二百基程度建立出来ないか調査中でありますので、暫くお待ち頂きたく思います。次年度の計画として計上出来る運びとはなって参りますので、各位のご理解も併せてお願い致します。
- また、五年前に私儀の入山に際し、式典を計画しておりました事についてですが、父の東公園入山式を盛大にすることにより百年祭を成功させるとの事柄等の重複から「檀信徒にご迷惑をかけない」という点を優遇し、式典を中止致しました。これは周知の通りでございます。就きましては、先般総代会に於いて、「もし議員に当選したら、当選祝いと一緒に住職就任五周年祝いをしましょう!」という計画が持ち上がりました。私として恥ずかしいような照れくさいような気持ちですが、まあ大変有り難いことでございます。本当に当選したならば、是非当山の檀信徒一体となって祝宴をして頂きたいと希望しておりますので、その暁には、是非宜敷願います。これは私事で恐縮ですが、楽しみにしたいと存じます。
以上 縷々述べましたが、輝き続ける明日の本佛寺を各位と共に歩み続ける住職としての御礼とご挨拶にかえさせて頂きます。 合 掌
山首(代表役員) 佐野前延
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