御会式

平成27年10月14日

宗祖734遠忌大法要

万灯・纏・提燈行列盛大に円成!  

午後1時 恒例の西身延青年会 安全祈願

  

    

今年の教箋

おえしきにあたり
 喜ばしい数字が「体育の日」に出た。日本人の体力・運動能力が過去最高で特に運動をしている高齢者が元気とのこと。
 本佛寺の朝は早く、草木が起きる頃に合わせ午前四時半から朝勤(ちょうごん)を始め二時間程度お経を読む。早朝からの参詣者もあり、新鮮な空気が漂う。これが最近では、運動着姿の方々が目立ってきた。山頂の仏舎利塔までお参りされ、颯爽と街へと下っていく様子が清々しい。伺うと、早朝から歩いている人は多く、お経が聞こえると、麓から本佛寺の方向へ合掌される登れない高齢者もあるそうだ。新聞には「毎日ウオーキングなどをする人が数字を伸ばした」とあった。保つ元気には、穏やかな信仰も欠かせない。
 この御会式も朝勤同様、古くからずっと続いている。今年で七三四年目だが、高齢の方から壮年そして青年や児童が3キロの道程を練り歩く。参加者の高齢化が心配されたが、ご覧のように若者が次代を担うべく声を上げ体を揺らしている。お祭りのエネルギーとは、若者のパワーが高齢者を元気づけ、高齢者の経験と頭脳が次世代を育てる仕組みで、日本人の本能に直結するものだ。ネットやスマホでは出来ないアイコンタクトや掛け声などの五感で作り上げていく。生きるために社会的時流に乗る事は大切だが、忘れてならない人の営みの根幹が祭り(供養)の御会式にはある。
 自然災害が相次ぐ近年を憂い、己ではなく、國が安泰となるよう祈りながら、秋の風物詩「御会式」を沿道での合掌と共に、今年もご協力に感謝し遂行している。
 因みに、運動着姿で十年近くなる方達は、今も毎朝、元気に若々しく登って来られている。継続は力なり!   合掌
平成二十七年十月十四日   西身延 本佛寺        

  

雲一つ無い日本晴れ!それぞれに準備を奨めていました。  

午後4時 報恩大法要

  

  

奉告文
 南無輪円具足大曼荼羅御本尊 南無久遠実成本師釋迦牟尼佛 法華経中常住一切の三寶 南無末法有縁之大導師高祖日蓮大菩薩 当山開基文明院日薩聖人以来歴代之先師上人 一乗擁護之諸天善神 山内守護之善神 殊には永遠大明王 遠龍明王 通遠明王等 来到道場 知見照鑑を仰ぎ 本日 宗祖日蓮大聖人御入滅七百三十四遠忌 報恩大法要を 一会の大衆と共に厳修し 恩山の一塵 徳海の一滴を謝し奉る
 一年を顧みるに 境内拡張並び整備に努めし年なり 境内拡張にありては 守護神永遠堂への参拝車道 道幅増築にあたり 樹木伐採 土留め柵構築 土手盛土 砂利圧着等 枚挙に暇なく進め完遂  また境内整備に於いては 彩葉椛三十五本 染井吉野桜二十本 しだれ桜二本 ヤマボウシ三本 サルスベリ三本 赤松三本 しだれウメ二本 ツツジ六〇株を 雑木伐採後の箇所に植樹し寺観を一新せり                                                                            更に 昨年の祖師廊 三光池完成報告「第八世頌徳御廟」に伴い 整備を進め 庭園植木を種々移植 土塀修復 石積み四八五六個を持って石垣を築き 霊園用道路新設 山林伐採をして 新名所第八世御廟 アカツキ庭園と命名す 須く啓蒙せんと欲す所なり
 なお 我ら一門にありては 孝性寺 佐野前明 本年 日蓮宗加行所第再々行 全堂木鉦師として入堂 十年の時を経て 神通力獲得の百日行に挑む 徳永前崇 今春立正大学を卒業 本年度加行所第初行入行を決意 実弟前明を仰ぎ修練に励まんとす 江頭勇貴 前貴と改名 新弟子飯田義隆 前隆と改名 いずれも四月一日入山 城戸前祐と共に 千葉 清澄寺にて同月二日度牒を受け 三名そろいて日蓮宗沙弥となる 徳永前道 九月八日第三期信行道場終了 日蓮宗教師となる 我ら一門 一層広がりて 悉く大聖人が本懐に奉じんとする者也 
 その祖意を体し 鎮西身延門弟ここに結集し 御真骨を拝し 御会式万灯行列の奉行に臨む
 専ら祈らくは 当山並び一門 式衆各山 寺門益々繁栄 寺檀和融 山門興隆 護持山門
結しては 本日参詣 囲繞檀信徒各位 敷米奉納各家 家運永昌 信仰増進 色心健全なさしめたまえ 南無妙法蓮華経印帳面
維時平成二十七年十月十四日      鎮西身延山第九世法燈  日遠 敬白 

  

御前様の法話があり、身体を浄める行列の意味と、そのあとに額ずく御真骨の尊さへの確認がありました。

午後6時半 広場集合

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

本佛寺に到着!

つづきを、是非見てください!