日菅忌

(本佛寺中興 第五世 佐野前励上人ご命日)

大正元年九月七日遷化

 

本佛寺では、この日を聖日としてご供養を致します。

佐野前励上人は、東京正法寺より九州の鎮西身延本佛寺に五世として

入山され、以来博多の日蓮聖人銅像建立や北海道開拓村建設に奔走され

日蓮宗宗務総監就職中にお倒れになり、御遷化されました。現在ご遺骨

は、境内の歴代墓地に埋葬されています。関係者のご香が絶えません。

 

 平成19年9/7の記録

日方上人(日菅上人の子息)の奥様もこの日はお姿を見せ合掌、95才になられました。 

 

本堂にて法要を営み、墓前で職員一同が御回向しました。

 

歴代墓前にて

 

 

日菅上人の功労は、全国至る所で知ることが出来ます。本佛寺に所藏する

元寇襲来の絵(文化財)も上人に歸依された方(矢田一嘯)によって奉納

されました。他にもバルチック艦隊の逸話や明治天皇との親睦、朝鮮半島

の布教にまつわる功績など種々残っています。殊に本佛寺の檀家の仏壇に

それぞれ遺影が祀られていることが、お寺内では周知となっています…。

 

広報 前岳

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