本佛寺第七世上人

二十七回忌法要

(佐野前光上人)

平成21年1月4日 厳修

 

本佛寺第七世日方上人は、昭和58年1月4日ご遷化されました。その御生涯は当山

再建の日々でありました。前励上人(前光の父)が日蓮宗の要職にあり、本佛寺の

護持広宣に関しては時間的余裕がなく、留守を弟子等に託し活動を続けた結果、当

山は容貌こそ秀でていたものの代々継承される檀信徒の心を纏め上げるに至ってい

ませんでした。そこで前光上人は題目講を各地に設け「大師講」を開催。学習力に

よる弘経に勤められたのです。それが現在の「御会式行列」であり組織力を持った

お題目講であり、世話人会・婦人会といった奉仕の団体となっているのです。学問

に重きを置かれた上人の読まれた本は「図書館」となり現在も本佛寺に蔵書してあり

ます。また弟子教育に専念された上人は、在家出家者を多く本宗僧侶としました。

 

スナップ

 

祭壇前に額ずく弟子一門

方門会と称す

 

門弟の早野前篤上人を導師として法味言上された。

 

墓参回向の模様

  

今年三月に「佐野トキエ奥様」と共に追悼式典が予定されている。

 

 

お寺の行事ではありませんが、御前様はじめ一門の行事なので掲載しました。

 

合 掌