纏並び万灯
展示館建設
 

平成15年9月、新たに本佛寺組織として「纏保存会」が設立しました。

これに伴い、本格化した伝統保存が取り上げられ、会長として本佛寺総

代の南為三郎様が九月十五日に就任され、新組織は立ち上がりました。

此度は、その南様からの心温まる寄進により展示室の建設に着手した状

況をお伝え致します。境内が工事の為、若干騒がしくなっておりますの

で、参拝者各位には、何卒ご理解を頂きたくここに進捗状況を掲載して

おきます。是非ご覧頂きご協力も合わせてお願い申し上げます。 山首

 

平成16年1月07日

工事開始

仁王門を潜り右に曲がると、新設の石畳参道があります。その脇のスペースに基礎をつきました。

 

本館を背にしての建築となります。


 

1月16日

足場が出来ました。

 

棟を上げ屋根を張りました。

 

 

これから、壁や内装工事へと入って行く予定です。


 

1月31日

外装が整いました。

強度の高い内装により、一層重厚になりました。

 

まもなく足場が外れるでしょう。

 

 

2月3日

足場が外れ、館の全貌がみえてきました。

 

大きなガラスが入り、塗装が施されました。本館の色と合わせるよう努力しました。

吹き上げを終えた屋根と枕木が色併せにより落ち着いてきた様子がお解り頂けると思います。

   

配電盤を覆う外壁を新たに創りました。

 

 

内装の壁を残すだけとなった内側です。

床にワックスを施し、傷防止対策をしています。

また、床下にはステンレスで収納を造りました。

 

 

内装と纏や万灯を飾る棚等をこれからつくっていきます。

 

 


 

2月12日

除 幕

落成式

いよいよ完成し厳かに法要が営まれました

 

 

陳列された展示館の前に祭壇が設けられ関係者が合掌しました

 

 

入魂の修法

 

焼香

(頼る精霊に供養の真を捧げる)

 

 

施主の南総代ご夫婦から額ずきました

 

 

続いて施工業者(天野初生社長と天野専務)

 

 

設計担当(夏田部長と中野庶務)

 

西身延青年会長

 

 

山首と南為三郎総代(寄進者)

 

総代謝辞

はからずも纏保存会会長としての思いから

こうして纏展示館を造らせて頂きました。

青年会の活動が永遠に続くことを切望致し

ております。どうぞ大切に使って下さい。

 

 

直会が会館で開かれ和やかに会話する関係各位

 

 

どうもありがとうございました!

 

これによって青年会の備品や本佛寺纏が

いつでも御参拝の皆様の目にとまるよう

になりました。今後共保存会を宜敷くお

願い致します。           

 

 

編集部