大クスノキの剪定

 平成25年 春〜現在

お寺のシンボルである大楠!これは吉井町と浮羽町の境界起点でもあります。

しかし、長年(約400年)誇らしく繁殖してきた大木は、道を破壊し、白壁ま

で押し、石垣を巻き込み、倒壊させる恐れさえ出てきました。役員総会を開き

検討した結果(切る・移植・剪定)、除去!となりましたが、御前様が剪定を

決意され、とりあえず残しながら様子を見ることとなりました。今年3月のお

彼岸明けに剪定した大木が、今よみがえるように葉を付け出しました。すべて

(相変わらずですが)私達弟子達で行った作業です。なんとかなりましたが、

これは大変危険な作業でした。高所作業車が大活躍した4日間でした。   

     

風が吹くと石垣まで揺らす状況。参道のアスファルトを押し破る勢いでした。

  

14メートルの高さまで上がる作業車を使って、チェーンソーで伐採!  枝の円周は、2メートルを超えていました。

  

勿論?上で伐採されているのは、御前様です。私達は、ウインチロープでゆっくり下ろされた枝を下で切断し処分していきました。

  

徐々に枝が無くなっていく大木。ここから、御前様が下に降りてずーっと眺めながら慎重に切る枝を選別されていきました。

 

ビフォー              アフター

    

作業車をあっちこっち移動させながら進めた剪定でした。隣にあった大貝塚(カイヅカイブキ)は伐採しました。

    

こうして、本佛寺を護り続けている大木は生き続け、現在も存在することとなりました。

チェーンソーの刃を20回以上替えるなど大変な作業となりましたが、でも、凄い生命力を感じます。よかったです。(ふう)

お盆のお参りで確認されてください。ご参詣をお待ち申し上げます。

弟子一同

 

参拝者専用厠

平成17年1月

景観を重んじての修復 

ここの御手洗いは皆さんよくご使用になられています。しかしながら、用を足した後、手を洗浄する所がありま

せんでした。このたび、洗面も出来るような、綺麗な水槽を設置しました。ついでにドライタオルも…設置。 

 

 

これで、この場所の雰囲気が清潔になったようです。

どうぞ、お気軽にお使い下さい。

 

浮羽町 梶原恵美子様の奉納です。

 

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