発心門建立

令和元年10月13日完成

本佛寺中央参道が開通して18年。その折り建てられた歌舞伎門。

二年前に取り壊した歌舞伎門の再建にと、馬場木材店の馬場義裕社長

から材木が奉納されました。このご厚意に感謝し、本佛寺は發心門建

設を自分達(僧侶)と篠原建設様と共同で行い、工事を終えました。

令和最初の御会式を目指した事業です。記録としてお伝え致します。

 

平成31年1月18日

   

関西は奈良から大きな材木が到着しました。

     

馬場様が手配され、この日長旅で運ばれてきました。

本佛寺の境内の気候に慣れよう暫く寝かせます。

 

9月2日 地鎮祭

  

  

  

御祓いを納め着替えてすぐに工事開始!

  

以前(歌舞伎門)の朽廃を倒しただけで基礎は残っていました。

  

やはり腐っていました。ここにシロアリが入ってしまった門でした。

  

この失敗を繰り返さない為、石を敷く基礎に設計変更!

  

さあ、サンダーでカットして場所を決定!ここからが大変…。

    

これが前一(私)です。そして以前の歌舞伎門がこれです。

  

なかなか進まない基礎解体。かなり苦戦しました。

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材木仕分け作業(8月28日)

   

墨付けを始めました。材料に応じて図面を書きます。

  

9月12日

2週間後、馬場製材所で加工を済ませ、材料が戻ってきました。

  

  

  

  

大工の篠原様と梶原様の巧みの技が光ります。

9月20日

刻みを終え、テストの仮立ち上げ!

  

檀家の古賀道興様にユニックをお願いしました。

  

寸法とレベルを計り、さあ、また撤去!再度の刻み加工開始!

9月23日

支柱10本の加工が終了。

  

  

10月4日(晴天)

いよいよ棟上げ!

  

かなりの長物です。しっかり固定されていきました。

  

  

  

   

同時に足場をつけて終了!

   

10月8日、御前様は…

楠の大きな一枚板に筆を振るっていました。

    

幅1メートル 長さ6メートルの板(前久さん物色)

それを前祐さんがノミで字の周りを削りました。(指導協力、古谷様)

    

10月12日完成!

(高さ7メートル幅9メートル)

   

寺紋などは古谷様が加工して下さいました。

歌舞伎門〜發心門へ

   

くぐる高さを以前の4.3メートルから5.5メートルとしました。

ご協力ありがとうございました。御会式に間に合いました。

編集部 前一

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